ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

アーミッシュと沖縄

2011.05.19 Thursday 22:15
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    JUGEMテーマ:学問・学校
     
    コミケに向けて、沖縄三線の個人誌を作り始めているけど、
    ちょっと気になることがあって、本棚の奥にあったこの書籍を取り出す。





    気になってたのが、「アーミッシュ」のこと。
    アメリカの見えざる国教としてのキリスト教。
    だが、それは一枚岩ではなく、さまざまな宗派が入り乱れ、
    特徴的な宗派として

     同化 モルモン
     対立 人民寺院やブランチデビディアン

    そして、

     逃避 アーミッシュ

    である。
    一から説明するのが面倒なので、こちらのウィキを読めば、
    「ああ、知ってる」と思われるかもしれない。

    歴史上、カルトとして微妙な足跡を残しているアーミッシュであるが、
    アメリカ人において、特別な尊敬の念を抱かれているのは、確かであるし、
    我輩も何故か、彼らの宗教的生活と生き方に、アメリカ人として教育を受けたことがあったことから、
    強い憧れを持つことが、時々ある。

    キーワードとして彼らにあるのが、アメリカ人としての「郷愁」だと、この本では述べられている。

    そっくりそのままとは到底言えないが、
    電気などを使った生活を拒否し、
    自然農法や牧畜で生計を立て、
    聖書に基づいたクリスチャン(厳格な予定説に根ざした再洗礼派の教義)としての生き方は、
    アメリカの独立史における「神話」を、忠実に守っている
    タイムカプセルのようなものであり、
    「神話」という「宝」をそのまま抱いて生活している彼らに対しての感情は、
    郷愁以上に、真剣に修行をした出家僧に対する尊敬の念に似ているかもしれない。
    天台宗の比叡山千日回峰行を成し遂げた阿闍梨にどうして、頭を人は垂れ下がるのか。
    正中山法華経寺の荒行を成し遂げ修法師となった日蓮宗の僧侶に、信者は深い尊敬の念を抱くのは何故か。
    俗世とは違う生き方を実践しているということに、見えざる「何か」があることに、アーミッシュではないアメリカ人として、神秘性を感じるのは確かだ。

    そして、その生き方を見て、アメリカ人は不思議な「癒し」を感じるのだ。
    だからこそ、アーミッシュは大切にされている。
    そう、我輩は考えている。



    考えてみたが、沖縄もそのようなものかもしれない。
    警察白書とか読めば、凶悪犯罪発生率がダントツで、失業率も就学率も酷く。
    未成年の飲酒とかはあたりまえだし、あらゆる面でだらしない…。

    ではなぜ、「癒し」を求め、沖縄に行くのだろうか?

    風景?
    確かに。我輩もそれには同意だ。
    人の気持ち?
    異論はない。一人酒であった夜は一度なかった。
    食べ物?
    まあ、これも分かるな。特に美味しいとは思わなかったが、身体にはいい。

    いや、我輩として一番に思うのが、
    そういうことではない。

    警察白書とか読めば、凶悪犯罪発生率がダントツで、失業率も就学率も酷く。
    未成年の飲酒とかはあたりまえだし、あらゆる面でだらしない…。

    思うのだが、この「だらしなさ」、沖縄で言うところの「てーげー」さ故の「だらしなさ」が、
    日本人にとって、逆に「郷愁」を呼び覚ますものになっているのではないか…
    そう思えてならない。

    19世紀の帝国主義の弱肉強食の時代、
    民族としての独立を保持するために、勤勉が第一とされ、
    その精神は既に江戸時代、武士道や心学によって素地が出来上がっていた。

    でもその更に前は?

    この「日本人としての美徳」は、全体の歴史からすれば、比較的新しい部類に入るのでは?

    その遥か前は、もっとのんびりしてたのではないか…。
    本居宣長が平安時代の王朝文学を知る上で、「もののあはれ」を日本人精神の原点だとして、
    強調していた。
    見るもの聞くもの触れるものすべてに対して、時間を消失させ、その事象全体をそのまま心をこめて自然と受け入れ、しみじみと感じ入るゆったりとした時間。

    沖縄の時間は、本土では絶滅してしまった、この「もののあはれ」という概念が、
    絶滅どころか益々根付いて存在していることから、そして勧善懲悪や勤勉という概念から
    程遠いところにあることから表出する「だらしなさ」(「てーげー」)に、
    日本人はかつて有していた精神的土壌を見出し、「癒し」を感じるのではないか。
    そう思えてならない。

    まあ、実際に「源氏物語を読めば、美男美女はさておき(ひでえw)、
    グダグダな男女関係とかなら、まだ沖縄でよく見かけられたしなあ…。



    沖縄は、日本版「アーミッシュ」なのかもしれん。
    とはいえ、「神」の道から外れているが、
    「神々」とともに生きている点では違いがあるかもな。
    南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    今年の夏は、かりゆしウェアかな…

    2011.03.24 Thursday 16:29
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      JUGEMテーマ:ニュース
       

      東京23区除外、理解求める=夏は計画停電の対象に―東電



      いやまあ、覚悟はしているけどね。
      住んでいる団地だと、南北の部屋の窓を大きく開ければ、
      風がビュービュー入ってくるから、問題はない。
      あ、あるとすれば、蚊だな。
      しかも階上には巨大な水タンクがあり、
      ボウフラがわく所為か、結構ワンワンと入ってくる。

      乾電池で動く蚊取りマット、フル稼働だな、今年。
      それとも蚊帳でも吊るしてみるか。



      問題は、会社だ。
      停電の3時間、下手すれば、仕事にならん。
      ノートPCだから問題ないが、ネットが接続できるかどうか…。

      何よりも最大の問題は空調。
      高層インテリジェンスビルだから、完全密閉。
      仕事以前の問題だ。
      暑いに決まっている。
      団扇で扇いだところで、生ぬるい風が循環するだけだ。

      背広は当然、無理だな。
      ノーネクタイ?
      いや、それだけは…
      でも、ネクタイをすれば、暑さドンと倍。



      かりゆしウェア…着てみるか。
      うん、そうしよう。
      昨年の今頃、あっちこっちでたくさん買ったもんな…。
      着なければもったいないわな。
      ついでの三線を会社に持って、
      泡盛飲んで、カチャーシーを…
      南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

      少しばかり、沖縄のことを思い出した

      2010.05.11 Tuesday 23:45
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        犯罪発生率や殺人事件の発生率について、
        沖縄県が日本においてトップレベルであることは
        あまり知られていない。
        暴力団関係についても、その凶悪さは半端じゃないということも
        同じく知られていない。
        あるIT企業の幹部が、那覇市のカプセルホテルで「自殺」していたというニュースが過去にあったら、なんとはなしに地元の人に訊いてみると、異口同音に「殺された」と言う。

        そんな重大事件に限ったことではない。
        町を歩けば、どこをどう見ても高校生、いや、下手をすれば中学生が堂々とタバコを吸い、闊歩している。
        夜になると、涼をとるためなのか、有象無象の県民が外に出てきては路上に座り込み、ビールをあおっているが、一緒にいる小学生にも飲ませている光景を、我輩はあらゆるところで見かけた。

        「未成年には飲ませないように」

        とのポスターがあちらこちらに貼られていたのに、はじめ不思議に思っていたが、数日間滞在して、その意味と、貼っても無意味な沖縄県の状況を思い知った。

        とりわけ日曜日の晩、国際通りを中心に、那覇市内は
        何ともいえない異様な空気に包まれる。
        その日は疲れていたので、早めに宿に戻ったが、通りのほうから
        動物でさえも出しようのない奇声を何度も聞いた。
        それが深夜の2時まで続いた。
        何かを乱殴する音。
        女の叫び声。
        パトカーや救急車のサイレン。



        「癒しの島」だと喧伝している連中に、
        インドのムンバイ並みに荒れた、あの騒音を聞かせてやりたかった。



        「毎晩日曜日、いつもああですよ」

        宿の主人が翌朝言った。
        学校がいやだ、会社がいやだとかで、日曜日の夜に、年齢性別を問わず、酒を飲んで、憂さを晴らして、暴れるという。
        中には薬物に手を出す連中もいて、警察が何度も出動するが、警察自身がやる気がないとか。

        でも、日曜日に飲んで、学校とか会社に出られないんじゃ?

        「休む連中が結構多いんですよ」

        まさか…



        月曜日の朝、いつもの食堂まで行くと、その台詞が本当だったことに気づいた。

        死屍累々。

        どうみても中学生。
        どうみてもどっかのサラリーマン。
        それがごんずい玉のように固まって、迎え酒を飲んでいる。
        食堂のおばちゃんも、止めるどころか、当たり前のようの生ビールを出している。



        「ゆとり見直し」教科書の検定プロセス明らかに 資料公開始まる


        ああ、もう一つ思い出した。
        学力において、日本で最低点をたたき出したのも、沖縄県。
        ゆとり教育以前に、何かがおかしい。
        遵法精神。
        日本人としての誇り。

        「日本が沖縄に近づくべきだ」という台詞をほざいた連中がいたが、
        この状況を見て、その台詞を吐いたとすれば、とんだ売国奴だ。



        と同時に、我輩は「癒しの島」という幻想に、
        何かしら悲しい現実を見た、

        本土とは違う、ゆったりさではなく、
        物心共の乏しさ貧しさに対して、自らと比較し、
        自らの富めることを確認することで「癒し」を感じるという
        浅ましさがあるのではないか…。



        「癒し」というより、間違った「ゆとり」にフィルターをかけられた沖縄県が、日本の将来像だとしたら、情けないばかりだ。
        南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

        沖縄の自販機で思い出した

        2010.05.05 Wednesday 20:39
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          午後、テレ東を観てたら、沖縄で小学校の女子児童を中心とした
          ダンスの大会が放送されていた。
          こう書くと、一部の方々がどう反応するのか
          興味深いものがあるが、なんてことはない、単なるストリートダンス。
          そういえば深夜の吉祥寺のあちらこちらで、いろんなグループが
          この手のダンスをやっている。
          音量を下げて、後片付けをして、ルールとマナー、法律を守り、
          礼節をもって周囲に迷惑をかけないのであれば、
          我輩はこの趣味については、大賛成の立場だ。
          センター街で麻薬や売春をする屑どもとは違うことを見せてやれ。

          にしても、炎天下の中で、脱水症状になるんじゃなかろうかと、
          少しハラハラした。
          全身を覆うダンスタイツ、顔面いっぱいに塗りたくられたメイク…
          小学生には厳しいか…まあ、訓練されているだろうから
          大丈夫だろうけどな。

          沖縄…脱水症状…
          こんなところで、沖縄の自販機について、くだらないことを
          もう一つ思い出すとは…・

          先般の日記で、沖縄の自販機では、
          120円のような定価売りが殆どないこと書いたが、
          書き忘れたことがあった。

          都内の全てではないが、大抵、自販機のすぐ横に、空き缶入れが置かれている。飲料メーカー側として、空き缶を再利用するため、また、ゴミを散らかさないために用意したものであろう。中には空き缶や空きペットボトルとは違うゴミを入れる不届き者もいる。

          …ごめんなさい。

          えっと…ああ、そうそう、この空き缶入れなんだけど、
          沖縄では、自販機の横にこれが置かれているということが
          殆どなかった。

          炎天下の中、水分補給するためにある自販機。
          一種の生活必需品。
          でも、買って飲んだら、その空いた缶やペットボトルはどうするんだろ。

          都内であれば、自販機の横や自販機の上に置かれ、
          そ知らぬ顔で去るケースが多い。

          …ごめんなさい。

          えっと…まあ、周囲を見渡して、ゴミ箱がないかどうかを調べたり、
          駅やコンビニの前に来たら、ゴミ箱の中に捨てたりする。
          もちろん、那覇市内はじめ、沖縄県全域のあちらこちらに
          コンビニがあり、ゆいレールの中にはゴミ箱が設置されている。
          でも、近くにない場合だと、どうなるんだろ。



          いや、それ以前に、なぜ自販機販売会社、飲料メーカーは
          これだけ自販機を設置しているのに、自販機脇の空き缶入れを
          設置していないのだろうか。



          「安く売っているんだから、(ゴミ箱を)設置するコストにまで回らない」

          こんな理由だったら、我輩、どんな表情をしたら良いのか、判らない…。
          沖縄県民、飲料メーカーの方、沖縄に詳しい方、いらっしゃったら
          教えてくださーい。
          南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

          うぃずあす…沖縄で見つけた、ちょっとした宝

          2010.05.02 Sunday 00:52
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            日記に書き忘れた。
            4月27日、那覇の市庁舎前の大スクリーンで、
            こんなPVが流れていた。










            うわあ…琉歌の節取りが巧い…
            あと、手の返しが巧い…


            沖縄の現地アイドル「うぃずあす」(公式サイト)。


            経歴を見たら、本土のジャリタレとは比べ物にならないことを知る。
            CDショップに行き、CDを買い、今、リピートでiPhoneにて聴いている。

            決して弾けないだろう。
            けど、どこまでも長く活動をするのは、確かだ。
            南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

            帰国…とは言わない時代に、せねばな

            2010.04.28 Wednesday 21:57
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              無事に帰宅。
              あっという間の一週間であった。
              学んだ新曲は32曲。
              飲んだ泡盛の種類は26種類。
              勉強道具とか持っていったが、ムダであったな。
              ま、これが沖縄時間の過ごし方なのだろう。

              帰宅…か。

              一瞬、「帰国」と言い出しそうになった自分がいた。

              あのままでは、確かに、沖縄自体が危ういな…。
              日記にもチラっと書いたが、
              「白旗を美とするメンタタリティ」が存在しているところに、
              沖縄における現在進行形の悲劇がある。

              その点に気づいて、行ってよかった。



              どうでもいいが、日焼けしたな…。
              南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

              サンフランシスコの夜は更けて…

              2010.04.27 Tuesday 18:27
              0
                台湾ほどじゃないが、ここ沖縄でも、占いは人気らしい。
                「らしい」となるのは、正確には占いというより、カミンチュによる
                人生相談のようなもの。
                だから、占いとは厳密には言えないのかもしれない。
                また、カミンチュの特殊な能力云々…というものではなく、

                 孫が学校でいじめられている
                 子供の結婚について

                など、生活に密着したものが中心で、なおかつ、家族ごとに自前(?)のカミンチュがいるらしく、他家の占い(ましてや我輩のような観光客)は厳密、行わないという。

                考えてみたら納得できる。
                これは一種の、メンタル面でのホームドクター制なのだ。
                太古では、カミンチュ自身が医者であったことを考えれば、自分の熟知している家族であれば、カミンチュとしても相談しやすいし、適格なアドバイスもできるというものだ。

                占いを信じるというものではないが、
                エンタテインメントとして、気楽に安く試すことができるのであれば、受けてみようとするのが、我輩のスタンスだ。
                カトリック教会から、蹴り、受けそうだな、しかし…。

                とはいえ、前述の通り、観光客がホイホイとカミンチュに占いをしてもらえるというものではない。
                沖縄県民で友人の紹介という手もあるが、そこまで時間はない。
                まあ、今回は三線の修行がメインだしね。



                国際通りをいつものように歩いていたら、喫茶店で「占いやります」というのがあった。
                喫茶サンフランシスコ。









                この漫画のようなシチュエーションなのか?
                気になるな…どれ、入ってみよう。



                「いらっしゃーい」

                タオルを頭に巻いた、我輩と同じくらいの年恰好のおっちゃんが出てきた。
                占うの、あんたかい?

                「いや?店長がやるんですよ」

                客商売、知らない雰囲気で、いつもなら怒るはずが、
                沖縄に来て以来、怒るという感情が鈍ってきた…。
                で、店長はいつくるの?

                「うーん…一時間後かな?予約します?」



                てなわけで、予約して、数時間後にまた入った。
                既に数人の女性が

                 キャー!ウワー!ヒー!

                と絶叫をしていた。
                あれはうれしいという叫びじゃないな…。





                コーヒーを飲みつつ、店内を見渡す。
                なんか懐かしい。
                吉祥寺に昔、「喫茶ボア」というケーキ屋兼喫茶店があり、
                ほどよいボロさかげんながら、美味しいコーヒーとケーキを出した店であったが、それを彷彿させる。
                居心地がいい。
                東京に、このような喫茶店、もうなくなってきてるなあ…。

                壁には、店長の占いに関しての記事とかが貼り付けられている。
                えっと、何々?


                 スチューワデスの間で口コミ急増!
                 あたりすぎる!
                 

                云々。
                へえ。経歴も面白いな。
                商社マンとして海外で営業活動をしていたが、サンフランシスコで九死に一生を得る体験をし、占いに目覚め、沖縄に喫茶店を構えて…か。
                写真、あるけど、普通のおっちゃんだな。
                我輩より二廻り年上というところかな。


                「はい、いらっしゃい!東京からお越しですか?」


                占い師って、胡散臭い格好をして、胡散臭い小道具を並べ立て、胡散臭い挨拶とかするもんだが、何、この普通の喫茶店のマスター…。
                漫画「軽井沢シンドロノーム」に登場しても、自然な感じがするぞ、この店長さん。


                「じゃあ、年齢と、あとは両手を見せてください」














                えっとね…
                我輩は占いとかは信じないんだけどね…














                なぜ、昨年解雇されたことを

                当てるのかな?この人。

                あと、GW明けに再就職って

                そこまで当てるか???





                わかった!
                この店長、我輩のブログを読んでいるんだ。
                そうだ、そうに違いない。



                …だよね。




                ここで書くのも、なんというか…なので割愛するが、
                新しい仕事先で、会社が我輩に求めていること、
                新しい仕事先でとにかく、全てを忘れてがむしゃらに働くこと、
                そして、将来についてのこと…

                「曖昧な言葉」で誤魔化すという占い師のテクニックは知っているが、
                解雇とか再就職とか、言われちゃあ…なあ…やはり「すごい」のか…。


                「どうでもいいですが、あなた、妻子を養う苦労を持っていないようですが」


                結婚してません。
                まあ、エンゲージリングをしていないから、そう察したとしても、
                当たることが多くて、少々凹んでいる状況の我輩に、店長の言葉がずっしりと…。


                「いけません。あなたは結婚しなければ、駄目になる運命ですよ」


                …あー…そうは言うがな…大佐(マテ


                「一年間、がむしゃらに働いて、その後で十分間に合いますよ」


                …無理だと思うぜ…こればかりは、マスターの言葉は信じられないな。



                15分2000円は高いか安いか。
                まあ、それはどうでもいい。

                あ、考えてみたら、

                平日にここへ来ているということ=無職

                で、あてずっぽで言えたかもしれん。
                占いのテクって、なかなかなもんだな。
                南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

                セーファウタキ

                2010.04.26 Monday 17:04
                0
                  琉球王朝において、久高島を本島から見通せる聖地が整備され、
                  多くのカミンチュがここで儀式を行い、聞得大君(カミンチュのトップ)の就任(?)儀式が行われたのが、セーファウタキ。

                  レンタカーしたついで、だ。
                  沖縄本島の南端までドライブだー!

                  …オープンカーにしたかったな…
                  オリックスレンタカー、ラインアップになかったもんな…。
                  でも、ヤロウ一人が、オープンカーというのも、ねえ。
                  大体、ひめゆりの塔付近、大降りだったし。



                  ここも元来、男子禁制であるが、
                  首里城含めて、世界遺産に登録された前後から、
                  観光地として整備されて、かつての荘厳な趣は薄れたそうな。



                  とはいえ、なかなかどうして…。
                  森全体が、神殿になっている。

                  そういえば神道も古来は、このような森の中や川辺にて、
                  屋外で祈りの儀式が執り行なわれていたが、遣唐使などによって
                  もたらされた古代支那の文化から、建物を建造するのが一般的になり、
                  現在、我々が見る神社仏閣へとシフトしていったそうな。

                  となると、やはりここは、神道の始原が残されているというべきなのか。
                  キリスト教における、ロシア正教会のようなものかもな。



                  おお、久高島だ。

                  不思議なもんだ。
                  昨日、あそこにいたんだよな。
                  あの岬で、三線を4時間演奏してたんだよな。

                  どれ、記念写真を。






                  フラッシュが光らない…。


                  シャッターは下りるけど、フラッシュの機能を操作しても
                  動かない…。

                  周囲の同じ観光客数名も、シャッターが下りないって、慌てている。

                  「いやあ…きもちわるい…」

                  いや、これはあまりここにいないほうが、いいよ…というお知らせかも。
                  きもちわるいのは、我々のほうなのかもしれん。
                  さっさとウタキから降りよう。

                  どうでもいいが、拡大してみると…我輩の影の胸元、なんかヘンなもの、光ってないか?
                  腕時計とかじゃないし…。
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                  沖縄戦の跡地を巡って

                  2010.04.26 Monday 15:35
                  0
                    発 沖縄根拠地隊司令官

                    宛 海軍次官

                    左ノ電□□次官ニ御通報方取計ヲ得度

                    沖縄県民ノ実情ニ関シテハ県知事ヨリ報告セラルベキモ県ニハ既ニ通信力ナク三二軍司令部又通信ノ余力ナシト認メラルルニ付本職県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之ニ代ツテ緊急御通知申上グ

                    沖縄島ニ敵攻略ヲ開始以来陸海軍方面防衛戦闘ニ専念シ県民ニ関シテハ殆ド顧ミルニ暇ナカリキ

                    然レドモ本職ノ知レル範囲ニ於テハ県民ハ青壮年ノ全部ヲ防衛召集ニ捧ゲ残ル老幼婦女子ノミガ相次グ砲爆撃ニ家屋ト家財ノ全部ヲ焼却セラレ僅ニ身ヲ以テ軍ノ作戦ニ差支ナキ場所ノ小防空壕ニ避難尚砲爆撃ノガレ□中風雨ニ曝サレツツ乏シキ生活ニ甘ンジアリタリ

                    而モ若キ婦人ハ卒先軍ニ身ヲ捧ゲ看護婦烹炊婦ハ元ヨリ砲弾運ビ挺身切込隊スラ申出ルモノアリ

                    所詮敵来リナバ老人子供ハ殺サルベク婦女子ハ後方ニ運ビ去ラレテ毒牙ニ供セラルベシトテ親子生別レ娘ヲ軍衛門ニ捨ツル親アリ

                    看護婦ニ至リテハ軍移動ニ際シ衛生兵既ニ出発シ身寄無キ重傷者ヲ助ケテ敢テ真面目ニシテ一時ノ感情ニ馳セラレタルモノトハ思ハレズ

                    更ニ軍ニ於テ作戦ノ大転換アルヤ夜ノ中ニ遥ニ遠隔地方ノ住居地区ヲ指定セラレ輸送力皆無ノ者黙々トシテ雨中ヲ移動スルアリ

                    是ヲ要スルニ陸海軍部隊沖縄ニ進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約ヲ強要セラレツツ(一部ハ兎角ノ悪評ナキニシモアラザルモ)只々日本人トシテノ御奉公ノ護ヲ胸ニ抱キツツ遂ニ□□□□与ヘ□コトナクシテ本戦闘ノ末期ト沖縄島ハ実情形□一木一草焦土ト化セン

                    糧食六月一杯ヲ支フルノミナリト謂フ

                    沖縄県民斯ク戦ヘリ

                    県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ





                    沖縄戦における「巡礼」の地として、ひめゆりの塔や沖縄戦跡国定公園が真先にあげられる一方、この「海軍司令部壕跡」を訪れる団体は、それほどいない。

                    だが、通常だと最後の電文で「天皇陛下万歳」とするところを、県民が率先して協力し、戦い、傷つき倒れていく様を克明に伝え、

                    沖縄県民斯ク戦ヘリ
                    県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ

                    と、切々なる祈りを込めて電文を〆め、自決した大田実司令、他参謀ら最期の地こそ、最初に訪ねるべきではないかと思い、レンタルした車を走らせた。

                    案の定、観光客の数は極めて少なかった。
                    だが、そのおかげで、壕の中の隅々を見学することができた。
                    手榴弾で自決した部屋もあり、その痕跡が今も残っている。

                    沖縄戦に参加した部隊の記念碑もあり、写真におさめた。



                    興味深いことに、戦艦大和の乗組員一同も含まれていた。


                    その後、糸満市を経由して、ひめゆりの塔、そして、平和祈念公園へ。




                    女性インテリ層が、いわゆる「軍国教育」の犠牲者ではなく、
                    一人一人が国民として、また郷土を愛する沖縄の県民として、
                    献身的な活動を繰り返していたことが、痛いくらい判る。

                    一時期、『戦争は酷い』『日本が悪い』『日本がすべて駄目』とかの内容がいっぱいだったと聞いたが、ずいぶん展示内容が変わったようだな。
                    尤も、ところどころ、「?」という表現は無きにしもあらず、だったが。

                    遺影を一枚一枚、丁寧に見つつ、名前と生前の特徴、そして亡くなった状況を知る。
                    悲惨、という言葉しか出てこない。
                    これが戦争である。
                    犠牲となった一人の教師と、一人の女学生のことが、非常に気になる。
                    が、あえてメモとかは取らないでおこう。
                    英霊らをネタにする日本人はいない。

                    知れば知るほど、底知れない悲惨さを感じつつも、
                    日本人として、当然の行動を彼女たちがしていたことに、
                    深く感動した。
                    同じ年の8月、真岡郵便電信局での殉職に繋がるものがある。
                    職における死に際して、男性よりももしかしたら、女性は潜在的な強い覚悟を持ち合わせているのかもしれない。
                    我輩も見習わなければ…。





                    沖縄戦跡国定公園。
                    しかし…なんか、前の2箇所と違い、
                    説明しがたいワザとらしさが鼻につく。
                    修学旅行の団体が多数出入りし、中央で先生の検閲を受けたとしか思えない、通り一遍の文書を読ませられているが、まともに聞いている生徒がいなかった様子を見てて、なんとも情けなくなる。
                    ただ、まとめて「平和を祈る」ための施設として、こういう形でしか出来なかったのかなと思うと、それはそれで更に情けなくなる。

                    てか、祈念堂の中は、入る必要ないぞ…
                    中には巨大な仏像(「仏像じゃない!」って言っているけど、どうみても仏像です、本当にありがとうございました)があって、周囲には、「一流の」画家が寄贈した絵画が展示され、地下には全世界から集められた石が乱雑に置かれ…あああああああ…こういうので、白けさせるんじゃない!



                    巡ってみて、
                    また市井の人たちと語ってみて、
                    沖縄について、我輩なりの考えができつつある。

                    これは後日、脳内で整理して、日記に載せたい。
                    だが、あえて言わせてもらえば、悲しいまでの
                    「白旗を美しいと考えるメンタリティ」がここにはあり、
                    それが沖縄がどう足掻いても、どこかに依存しなければ立ち行かない風土を成している原因だと思えて、仕方がないのだ。
                    と同時に、今の日本全体の縮図になっているように思えて仕方がない。
                    「沖縄の日本化」ではなく、「日本の沖縄化」があり、日本全体を今、悲劇的な状況に追い込んでいる…そう思った。
                    まあ、いずれにしても、後日、詳細を書きたい。



                    県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ


                    大田司令。
                    このお言葉、沖縄の底にある現実を知った上で、電信されたのでしょうか。
                    だとすれば、かなりの洞察力をお持ちだったのですね…。
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                    沖縄の漫画文化

                    2010.04.26 Monday 12:21
                    0
                      昔、沖縄発の「コミックおきなわ」という雑誌が刊行されていた。
                      執筆できる条件として、沖縄出身であり、沖縄在住であることだったそうな。
                      小杉君に数冊見せてもらったことがある。
                      内容はともかく、

                      『沖縄でも漫画文化は花開くことができるんだ!』

                      という意気込みに、感銘を覚えたが、
                      しばらくして廃刊となったようだ。


                      しかし、完全になくなったわけではなく、あびぃ堂というところで

                      「コミックちゃんぷるー」

                      というWeb雑誌となって、再出発している。
                      やや読みにくいWeb構成になっているが、読んでて、普通に面白い。



                      どんなところで、発行しているのだろう。
                      レンタカーしていることだ。
                      ちょっと行ってみよう。







                      …いや、予約とか何もしなかったし、
                      そもそも現段階、まだ無職だから、名刺なぞない(個人名刺はあるけど、こういう状況で使うものじゃないし)。
                      てか、人の気配、ないし…。

                      パンパンと拍手を打って、早々に立ち去る。


                      そか…我輩が何か、投稿すればいいんだ(コラコラコラコラコラコラコラ
                      南天王国風土記 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |