ここは天国じゃないんだ、だけど地獄でもない?

  • 2017.06.25 Sunday
  • 22:04

JUGEMテーマ:気になる書籍

 

 

亡きブルーハーツの懐かしい歌じゃないけど、書店でこれを見つけ、重さに一瞬躊躇したが買ってしまい、ページめくるたびにニヤニヤしてししまった。

大阪民国だめぽツアー」が最近、更新されていないなー…と思ってたが、なるほど、この面白い本の作業に集中していたのか。

かなり以前からこのサイトを大ファンで、大阪まで行く用事(仕事私用問わず)がある時には、必ずチェックをして、”民国”のボーダーラインまで探索するという悪趣味な行動をしてたものだが、東京とその周辺に関してのサイトが弱かった。

その不満が全部この本で詰まってて、大満足。

建前ではない、「住みたくない街」について、いちいちごもっともな解釈と見方でアプローチしているという展開が、遠慮なく発揮されている。

半月ほど前まで会社事務所があった川崎については、著者は「住みたくない街」第2位にしており、その理由についても、

 

「飲む打つ買う」のオッサンの町

あらゆる理由で東京からはみ出した人々が暮らす

柄の悪さと下品さには定評

組事務所のある南町

どぶろく横丁

 

ああ…なんでンナ所に、事務所が置かれてたんだよ…まあ、テナントが安いというメリットがあったんだろうけど。

でも、この本のP25にある、「住みたくない街」、つまり「DQN地域によくみられるもの」のリストがなかなか強烈であり、このリストだけでも本を買う価値があるとも言えよう。

このリストをもとに、通勤に使ってる武蔵小金井駅周辺をあてはめてみると…

 

北口にはディスカウントストアのドン・キホーテがあるが、南口には石井成城とかがある。

北口にはドトールとかがあるが、南口(の方角)にはスタバ。

外食は一人食から大戸屋までいろいろ。

南口の方角には工業高校、東京経済大学、北口ならちょっとバスで東京学芸大学。

南北両方にパチンコ屋がある。大きな本屋も南北双方にある(ただし、北口のくまざわの品ぞろえは、共産党のソレ)。

北口は路上喫煙のチンピラがパチンコ屋の前でうろうろしている、南はあまりいないかな?

 

中途半端な町田なんだね、ここら一帯は(その理由は、本を読めばわかるw)。

 

 

 

あとがきにおいて、著者は

 

自分一人の人生で完結するなら西川口だろうが蕨だろうが川崎だろうが山谷や寿町だろうが、どんな場所に住んでいてもこの首都圏にいる限りはさほど不便を感じず安穏に暮らせるだろう。しかし自分に家族がいる場合は全く話も変わる。

 

結構、ドキリとさせる言葉だ。

確かに我輩のような独身ブ男で障害を抱え、結婚は最初からあきらめているような屑としては、どこに住んでいようと、身一つをとりあえず狭いながらも安全な空間さえ確保できれば、どうにでも生活するこができる。

 

しかし結婚して、しかも子供がいるとなれば、そういう場所に住むわけにはいかない…いや、絶対に住んではならないのだ。たとえ生活費を圧迫しようとも、通学路にチンピラがたむろし、公立の中学校が荒れ、ゴミ収集のマナーが最悪、アンダーグラウンドや公明党共産党のポスターがやたらめたらに貼りだされている場所に、子供をいさせては絶対ならない。

この本は、取材を通して、生々しい実態を報告している。

同時に、そういう「住みたくない街」以外のちゃんとした街がまだたくさんあることへの希望をも伝えている。

だからこそ、この本は読む価値がある。

 

 

 

それにしても、ざっと読み通してて、あることを思い出した…18世紀の科学者、政治家で、神秘主義の大家である、エマヌエル・スヴェーデンボリについてである。評価については好悪が極端に分かれているが、我輩個人としては、「まあ、こういう考えもあるんだろうな」という程度。全面的にその考えに従う理屈が理解できんし、蛇蝎のごとくに嫌う理由が見当たらない、そんな程度。

彼は生前(確か「天界と地獄」という書籍だったか)、天国や地獄について説明してたが、その中で、地獄は存在しない、ただ悪しき心を持った人たち同士の魂が集まり荒涼とした世界の中でお互い争いあっている…彼らにとってはそこは地獄ではなく居心地の良い場所に感じてるが、普通の人が見ればそここそが地獄に見える。

 

つまり、個々人のものの見方によって、天国にも地獄にもなる、というものだ。

 

禅を世界に紹介した鈴木大拙も、一時期スウェーデンボルグの思想に感銘してたようだが、禅にもなるほど、この考えはある(最も鈴木翁自身、後年、スウェーデンボルグについて言及することはなくなったが)。

 

 

 

武蔵小金井は中途半端な町田のようにも見える。南口での巨大マンションや高級スーパー等の環境を見れば子供を育てるには良いところかもしれないし、北口の江戸たてもの博物館のところまでバスで行けば、そこも良い環境に違いない。北口周辺に近寄らない限りだが。

川崎はこれは救いようがない。が、東芝村のある方角、そこ一体の住宅街から出なければ良いだけだ。ただし絶対に京急の方へは出てはいけない。

クルド人難民がコミュニティを作る真っ赤な蕨市は、その難民たちにとっては住み心地が良いが、家族がイスラムに改宗しない限り住む場所ではない。しかし数駅離れた「埼玉の永世中立国」与野あたりだと、その何もない環境故に、家族であれば安心して暮らすことができる。

 

要するに、主観と自分の置かれている立場から考えて、住む場所を決めればよいだけのことだ。

てなると、住宅ローンでマンションとか家を持つのって、理不尽なことになるね。

 

 

 

うーん、それにしてもここら一帯、やはり一人暮らしには厳しい環境だな。引っ越しする時期かな。

国民が逆に注意すべきこと

  • 2017.06.18 Sunday
  • 13:59

JUGEMテーマ:映画

 

 

日曜日だが、テーマがテーマだけに、観客があまりいなかった映画というのも久々だ。

映画「パトリオットディ」。

2013年にアメリカ合衆国ボストンで起こったボストンマラソン爆弾テロ事件を描いたものである。

いつものように、話を追っての感想を…

 

 

膝から蹴ったの?そりゃ怪我するよ?

アイロンという言葉を知らないアメリカ人って…最近の移民かな?

なんか出だしというか、大事件の前の日常の描き方が、ハリウッド的でワザとらしいな。

あれ?このスカイプっぽい向こうに映っての、誰?チェチェン等とのつながりはなかったって話だが。

ああ、警官制服が「道化師」って。

ベンツのSUV、やはり支那人留学生だったか。

楽しそうにゲームしてるなあ…わかりやすい死亡フラグだな。

実際のニュース映像とうまく組み合わせているなあ。

「でっちあげだ!」ってな陰謀論もあるけど、じゃあ、死亡した人もでっちあげとかなのか?

この即応性、日本にもあってほしいものだ。

おお…子供の遺体を守るというのは、一番つらい仕事。

テロリストって、直ぐに他人に責任転嫁するんだよなあ…あ、察し。

ええええ?GPSの番号?携帯電話を車に置いたというのが実話だぜ?

なんかチャイナマネーが臭いところがあちらこちらにあるねえ。

手製手榴弾がひどいことになってるな。

でたーーーー…ハリウッドでの、主人公の謎の独白というか、演説というか。w

この爺さん、勇気あるな…我輩なら、心臓発作が起こるぞ。

あれ?ところで昼だっけ?夜に確保したんだけど…時系列がなんかおかしいな。

 

 

 

まあ、映画だし、スポンサーとか上映する国とかを意識しての媚び売りはハリウッドならではだけど、そこそこ面白かったかな?

他人に勧めるとしたら、半々かもしれないが。

 

でね、一つ気になったシーンがあった。

犯人のジョハル・ツァルナエフ死刑囚から大麻を買って吸ってたバカ大学生達3人。

テロ直後に、ジョハル死刑囚にSNSで「おまえがやったの?」というやりとり。

んで、その後で、クローゼットから爆弾とその材料が出てきた時の反応、つまり「警察に連絡するな、俺達が困る」というところ。

そしてそのSNSでのやり取りから、SWATが乗り込み、全員逮捕。

 

結果的に、しかも悪意(わざと)で犯人を隠ぺいしたということで3人は裁判に掛けられて有罪となった。

 

あたりまえな話だが、日本でも「テロ等準備罪」とかも含めて、一般国民はこのような状況になったらどうすべきか、だ。

ちょっと調べてみたが、なかなか面白い。

法律や条例等で通告義務のあるのは、

 

児童虐待

DV

高齢者・障碍者虐待

 

通報義務というのもあり、これは

 

火災通報

不法投棄通報

交通事故

飲酒運転

生活保護や児童手当の不正受給

外国籍の不法滞在

 

では、テロリスト含めての不審者の情報やそれに関する危険物についての通報義務はあるのかといえば、どうもそれらしい法律が見当たらない。いや、あることはある。公務員の義務として(刑事訴訟法239条2項)、職務上犯罪だろこれ…というものについて、”告発をしなければならない”が、同条1項では”何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる”とあり、”しなければならない”ではないのだ。

まあ確かに、そうなっちゃうと冤罪が量産されることにはなるな。

しかし、テロや有事になると、状況が一変するのは確かだ。秩序、安寧、進歩…それらと対極にあるのがテロ行為だ。

適切な行動を行わないということは、テロに与していると言われても弁明できようがない。

まあ、そもそも大麻を吸ってるというだけで、犯罪者ではあるが。

 

それにしても、結構、いろんな通報手段があるものだ。

警視庁には当然ある。

通報することで賞金をもらうというサイトも存在している。

でも一番通報するのは、テロリスト同士。

前述したが、自業自得の状況にあっても責任転嫁するしかない臆病者がテロリストになるわけだから、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、ね。

 

 

 

それにしても、この映画制作における一番の功労者は、衣装係だな。よくぞここまで、そろえたものだ。

もりもりと豚肉を食いたくなった

  • 2017.06.12 Monday
  • 17:07

JUGEMテーマ:グルメ

JUGEMテーマ:台湾

 

じゃあ、その手の食べ放題の店に行けよ!

 

ってな言葉が聞こえてきそうだが、いやまあそれなら、医者にあとで磔刑に処せられるのを覚悟して、シュラスコ料理の店に行くというのもあるが、まあ、豚肉を食べたいとゆーか、単にまた、”外の空気”が吸いたくなったということなわけで。

 

フィリピンに行こうかな、と思ったりする。

理由は、この国の名物である「レチョン」、いわゆる子豚の丸焼きだ。

昔、この国はスペインの植民地であったこと、ミンダナオ島を除いてイスラームの支配下になかったことから、スペイン料理の文化が色々と入り込み、その中でこのお祝いの料理が生まれたとか聞く。

当地においては、それを専門に出すレストランがいくつもあり、差こそあれ、大変美味だとのこと。

それだけではなく、なんとなく行ってみたい国である。

ホセリサールの墓参り。

サント·ニーニョ教会参詣。

ダバオ、バコロド、イロイロ巡り。

いつかは、駆逐艦早霜の跡ではないかと言われてる影がある、セミラーラ島イトガオ湾まで行ってみたいものだ。正面から行くのは治安などの面で難しいと言われているが、ひょんなことから現地のフィリピン人達とカイビーガンになり、その何人かが同地に親類縁者が住んでて、

 

「来るのであれば、全面バックアップするぞ!漁船のチャータも任せろ!現地のその手の人間にも根回しするから!」」

 

とのこと。

まあ、お酒の大盤振る舞いと、ある程度のお金は御礼に払うつもりではいるけどね、もし行くのであれば。w

 

ただまあ、なんか食べてみたい。

ジョリビーのグデグデパスタとハロハロ(むかーし、四谷の聖イグナチオ教会前で食べた記憶があるが、個人的に好きな甘さだった)を食べてみたいし、有名なバロットも試したい、なんだかんだとやはり食べることから始まる。

 

とはいえ、ここ数日のドゥテルテ大統領の同国ISIL掃討作戦が激化している。

来年には行きたいところであるが、少し様子を見るか。

 

 

 

いや、それならば、ほぼ故郷と化している台湾のある祭りに行くというのもある。

こんな映像を観たことがあるだろうか?

 

 

 

 

所謂「神猪」と呼ばれるもので、数年かけて巨大化させて屠殺し、神々に捧げるというもの。

肉は解体され、廟周辺のあちらこちらで売られたり、食堂で食べることができるそうな。

 

「残酷だー!野蛮だー!」

 

ってな喚きが聞こえてくるが、うぜぇ。牛や豚を薬漬けにして育てて、虐待して肉にするおまえらと一緒にするなっての。

〆る前に、お菓子を食べさせる儀礼があるだけでも、はるかに優れた肉食文化だ。

 

このお祭りに行きたいのであるが、はてさてどこでやるのか。

これらは旧暦で、しかも台湾各地で行われるそうだが、重要なことは我輩のスケジュールなのだ。

多少、交通の便が悪いところであっても、レンタカーで何とか行ける。

行ったことのない場所であれば、なおうれしい、行くきっかけになるからだ。

それ以前に、生の豚肉を買えることができるにしても、それを調理するのとなると、難しいものだ。食堂があればそこのメニューにありそうだが、お金を別途出して、市場で買った豚肉を調理してもらうという手もあるかもしれない。

何よりも、こういうお祭りを覗くのは大変楽しいものがある。

 

 

 

まあ、その前に、人事の仕事を無事に片付けられるようになりたいな、っと。

会社移転に際して

  • 2017.06.04 Sunday
  • 16:14

JUGEMテーマ:日記・一般

 

今の事務所は川崎。

さ来週には東京に移るわけだが、あまりうれしくない。

理由?

食べるところと、気分転換できるところが、あまりにもない場所への移転だから。

 

川崎は正直な話、人間の住む場所ではない。

炎上しても構わないが、毎朝、ビルの裏などの血だまりや血の手形が見られるこんな所は、あらゆる意味で人心を荒廃させてしまうし、そもそも日本人を人間として扱っていない場所だ。できる限り早くに離れるのが適切であろう。

が、食べるところの多さに関しては否定できない。

原材料は一切問わない前提として、500円玉でも自販機でコーヒー缶を一つ買えるだけの昼食が出されるというのは、あっぱれなものだ。さすが、足立、西成、川崎、福岡、尼崎、川口、松戸…でも個人的には、渋谷の治安の悪さは一番実感できたりするからなあ。

あと、ゲーセンや本屋、駅前に大きなヨドバシカメラ、反対方向は東芝の城下町(まあ、数年後どうなるか知らんが)。昼休みに散歩をして気分転換できる場所が多い(でもちょっと外れたところに、リアルタイムの泥棒市場を目撃した時には、警察はまったく機能していないんだな…と思ったよ)。

 

まあ、ともかくも、東京だ。

しかしそこは、周囲には何もない陸の孤島。

ちょっと歩けば築地市場があるけど、気分転換できる場所だとは到底思えない。有明よりも有毒物質が判明されたようだし。

中途半端な高級店が軒を連ねているから、財布に厳しい状況が明白。

そんな中で、立ち食いソバ屋がやたら多いが、毎日そばなんか食えるものじゃない。

本屋もない。

画廊もない。

神社があるから、毎日参拝できるが、あとは何もない。

 

てなると、電子書籍に頼るしかないわけで。

スマホを使っているが、この他に、海外旅行用のASUSタブレットを持っている。

SIMを差し込んで日常でも使ってるが、これに頼るべきかどうか悩み中。

というのも、画面が妙にギラギラしてて、長時間、読書コンテンツを読むにはちと辛いものが。

 

Kidleを買うべきか?

でも漫画とか読みたいんだよな。

コミック対応のKindleもあるが、単に納められるデータ量が多いだけということ。

カラー対応のがまだ出ていないのが気になる。

FireはASUSのタブレットと全然変わりないし、買う理由が見当たらない。

 

 

 

うーん…移転した後で考えればいいかな。でもなあ、今度は仕事てんこ盛りになりそうだな。

我輩、なんか変な事を言ったか?

  • 2017.06.02 Friday
  • 15:28

JUGEMテーマ:日記・一般

 

会社より義務付けられている人間ドックは、できる限り早いうちに済ませることにしている。

こういうことを後回しにすると、忘れてしまうというのもあるが、面倒なことはさっさと終わらせたいというのもある。

日本全国の指定クリニックで受けられるので、一度は観光旅行ついでに北海道あたりで受診でもしようかなと思ったりしたが、旅先で暴飲暴食をして、数値を悪化させたままで受けるというのも本末転倒というものがあり、結局この4年間は、同じところで受けている。

 

4年目だよ、4年目。

 

普通のサラリーマン生活をして、4年というのも、なんとも言えない気持ちにさせられるというものだ。

ストレスはないといえば嘘ではあるが、規則正しい生活に安定した待遇と給与、厚生関係も充実しているというのもあり、まあ悪い日々ではない。誰も知らない世界の片隅で、静かに暮らしているようなものだ。何よりも将来、どうするかという生活設計が遅まきながらもできるというのも、なんとも不思議な気分にさせられる。

引退してよかったのかどうか、いまだに結論を出そうとはしていないが、まあ自分の人生だ。気楽に送れるように日々を過ごしたいものだ。

 

 

 

いつもの慣れた道のりでいつもの人間ドッククリニックへ。

データがしっかり残されているから、いろいろと比較できるのが良い。

一通り全部終了し、最後に医者からいろいろと言われるまでがワンコース。

 

体重、胴囲がこの4年の中で減少。体重なんぞ、98キロだったのが、今では91キロにまで下がった。

中性脂肪は相変わらずだが、平常値まであとわずか。

悪玉コレステロール善玉コレステロール、ともに正常値。

血糖値は高いままだが、次第に平常値まで落ち着きつつあるグラフになってる。

真面目に薬を服用・注射し、食事にも自分なりに気を付け、昼休みにはスタスタと散歩をするようにしてきたが、確かに数値に見合った実感がある。

 

「アンチエイジングを心掛けたほうがいいですよ」

 

とアドバイスを受ける。ああ、もうそういう歳なんだね。

せめて3週間、炭水化物をできる限り避けて(ゼロは逆に危険)、内臓脂肪を消費させるようにすることが重要とのこと。

ご飯の代わりに豆腐や枝豆を食べるのは良いことらしいが、外食はこれから大変になるな。

あとは筋肉をつける運動を毎日5分でもいいから続けろという...わざわざジムに行かなくてもいいのか。それはそれで助かる。未だに試算しても、費用対効果に疑問符がついてしまうからな。

 

まあ、いずれにしても、数値がだいぶ改善されてきたのは確かだ。

ゲーム業界に残ってたら、心臓とは別の臓器で死んでたかもしれないが、なるほどねえ。

 

 

 

あ、で検査中に、一つ、謎のことがあったんだ。これが今日の日記の中心事項。

 

心電図検査。

妙齢の愛想がよいが、なにか少し疲れている女性検査官が担当。

指示の通りに上半身裸で検査台の上に横たわり、検査を受ける。

終わった後で、いろいろとカルテを見ながら、

 

「心臓病なんですか?」

 

と訊かれる。

まあ、あまり知られていない病気だから仕方がないかもしれないが、いつものようにブルガダ症候群あんど冠れん縮性狭心症。

5年くらい前に倒れて、こんな状況なんですわ…と、心電図のブルガダ波形をなぞって笑いながら説明した。

 

「そんな大変な病気だとは」

 

うーん、まあ大変かもしれんね。

これのせいで、長らく続いた仕事を辞めざるをえなくなり、今は普通のサラリーマンとして毎日静かに過ごしているってなところですよー。あははーw

まあ、毎日戦場のようなところで苦労するというのもあるかもしれないが、そこから離れて、誰にも気にもとめられず、何気ない日々を送るというのも、悪いものじゃないですよー。

自分の人生だもん、自分で納得するように生きればいいものじゃないですかねえw

 

 

って…

 

え?

 

 

「そ…そうですよね…」

 

 

えっと、あの…

 

なんで突然

 

泣き出すの?

 

だ、大丈夫?

 

 

「あ、ごめんなさい、なんか毎日思ってたことがあって…」

 

 

あ、ああ、え、なんか我輩、変なこと言った?

 

 

「いえ!逆に、とても勇気づけられることを仰っていただいて…」

 

 

 

 

 

??????

えーっと。

我輩、ただの敗残兵のようなものだけど、勇気づけられるような言葉、言ったっけ???

 

 

 

部屋を出ていく時、深々とお辞儀された。この件だけは、なんとも不思議なことで。

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