ミラダ・ホロコヴァ博士の命日

  • 2016.06.27 Monday
  • 15:59

JUGEMテーマ:歴史

 

1950年6月27日、共産党政権のチェコスロバキア、プラハにあるパンクラック刑務所で、ミラダ・ホロコヴァ博士は絞首刑でその49年の波乱の人生を終えた。ソ連のスターリンによる恐怖政治は衛星諸国にも及んでおり、共産党員でありながら248人の政治犯が同様に処刑された。ホロコヴァ博士は唯一の女性被害者であった。

 

彼女は1901年12月25日にプラハで生まれた。

当時のプラハは、オーストリア・ハンガリー二重帝国の一部であり、第1次大戦の際に反戦運動に参加したことから高校を退学処分となり、その後、別の高校に再入学し、2年遅れて卒業した。戦後、赤十字に奉職しつつ、チャールズ大学で法律学をおさめ、卒業後は公務員として失業、住宅、母子家庭対策に従事していた。中道社会主義のチェコスロバキア国家社会主義党に入党した後、欧州各国を歴訪し、見聞を深めていった。1927年に結婚し、女児1人を生む。

 

第2次大戦、ナチスドイツがチェコスロバキア侵略した際、夫と共にレジスタンス運動に参加するも、1940年ゲシュタポに逮捕、死刑を言い渡されたが減刑され、各地の強制収容所を転々と移され、1945年、米軍により解放された。

 

ただちにチェコスロバキア国家社会主義党に復党し、同国国会議員として、女性の権利を主張する委員会の委員長として活躍した。1948年には、レジスタンスでの活躍が賞賛され、勲章が授与された。

 

しかし前述のとおり、当時のチェコスロバキアは、スターリンによるソ連の恐怖政治の影響から、如何なる政治、表現等の自由、人権は認められていなかった。ホロコヴァ博士は議会の中で、主流となってたこれら共産党による恐怖政治に反対する非主流派の頭目として発言力を高めていたが、それは鉄のカーテンを敷き、自由選挙による民主主義を一切否定する独裁政権にとって都合の悪い人間になることを意味していた。ホロコヴァ博士は、西側に亡命してた友人やチャーチル首相等から、逃げるように強く勧められたが、一切拒絶した。

 

1949年12月、ホロコヴァ博士ら、共産党にとって”敵”とみなされた政治有力者が一斉に逮捕、収容所に放り込まれ、過酷な生活を送らされた。自分がスパイであることを認めるよう拷問が繰り返された。それらは1930年代に、ソ連で確立された”洗脳方法”によるもので、多くが赤い影に屈服した。

 

翌年5月、形だけの裁判が行われ、ホロコヴァ博士らに死刑が宣告。

世界中から厳しい批判が向けられながらも、66年前の今日この日、刑場の露と消えた。

 

 

 

 

これが共産主義という悪魔の正体だ。

おっぱいぷるんぷるん

  • 2016.06.20 Monday
  • 22:42
JUGEMテーマ:映画

 

 

 

いきなり変な日記タイトルでごめん。

元から狂っているかもしれないが、うん、映画「帰ってきたヒトラー(Er ist wieder da)」を観てて、どうしてもこのタイトルしか思い浮かべなかったんだよ。

にしても、すごい人気だね…劇場満員で、我輩、最後のシートがギリギリ取れ、

 

 「運がいいですねえ、お客様」

 

と係員が感嘆してたが、そういう運をもう少し別なところに配分してほしいと思う今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語翻訳版の原作を全部読んだのだが、なかなか楽しめた内容であった。

で、原作を読んだ人間は、映画化されると映画を貶すという規則があるようだが、不思議なことにこの映画については、そのような声が殆ど聞かれない。

映画という限られた尺、映画という特定の媒体において、確かに仕方がないという内容の切り方、原作から乖離したストーリー進行などはあるが、確かに観終わってから特にそのギャップが見苦しいと感じられるのはなかった。

 

ではいつものように、途切れ途切れの感想を。

 

うん?こういうシーンを唐突に最初から出すかな?

おおお…確かに今迄演じられてたヒトラーの中で最もそっくりだ。

無名俳優だからこそ、可能なんだろうな…ああ、あと、メイクの技術の向上もあるな。

ヒトラー、頑丈すぎるwww あの唐辛子スプレー、浴びたら歩けないよ、普通www

ああ、いるよね、こういうキンタマ小さい中間管理職。

ああ、あとこのフリーのディレクター…やはりでっち上げ企画だったんだね、まんまマスゴミじゃん。

おや、このゴスの女の子、かわいい。こんな衣装じゃなければ。

キヨスクのおじさん、かわいそwww

ほお…単に映画演出ではなく、端々にドクメンタリーっぽい演出を入れるんだね、これはいいね。

なんと、ガイドブックを読むと、出てくるのは普通の通行者だったんだ…ナチュラルな雰囲気がいいね。

「タブーと感じる雰囲気が完全に薄らいでた」…そうだよな。

そうそう、ヒトラーの演説は、沈黙が重要になるんだよね。

で、うん、原作通りだったり、そうじゃなかったり。

本物の政治活動家出演?でも、ノリノリだね。

で、そんなこんなの感じで…

ぶはははははwwww 「ヒトラー最期の12日間」パロディwwwww

そこまでいくなら、「おっぱいぷるんぷるん!」のところまで欲しかったwww(←ここです)

ああ、原作での重要な章とか省いてたし、エンディングもこうなったんだ。

でもまあ、映画だと、こういう感じにまとめるしかないんだろうなあ。

コメディ色に重きを置いたということで、原作において問われていることを薄めつつも、あることに気付いた。

ネタバレしたくないのだが、エンディング間際でヒトラーがディレクターに対して述べてた事を、日本劇場版におけるコメントを書いた連中は、理解できてなかったんだね。代々木のテロリスト達にだけ感想文を書かせる段階で、配給側は懸命に「今の日本はアベガーナチスガーヒトラーガー」って喧伝しようとしているけど、あのエンディングでの台詞、何よりもそもそも、解雇寸前のディレクターが自分の首の皮のために、放送局のほうとしては視聴率のために、”ウケル”ものをやたらと登場させたメディア側への痛烈な批判があることに、気づいてないんだね。

ディレクターが、貧困家庭とかのドキュメンタリーとか作ろうとしてたけど、”創作”のような感じで制作を進めてたね。あれ?つい最近、日本でも”創作”をやってたよな。メディアを独占することで、印象操作と視聴率確保が重要になるんだろうなあ。

「報道抑圧規制はアベガー!」

とか喚いても、実際にやってたのは、ミンス政権なんだけど?色々と、あったよね。

てか、現政権を相変わらず批判しまくってるよね?単に視聴率が取れなくなったこと、スポンサーがコンプライアンス上、嘘報道にお金を出したくないということ、そしてネットで国民が直接、ねつ造をチェックしていることに、耐えられなくなっただけ。それを責任転嫁するとは、日本人のメンタリティーじゃないわな。

 

あるジャーナリストが、ツィッターでこんなことを述べてた記憶がある。

大学の”インテリ様”は、結構高い給与を貰っているのに、更にお金が欲しい、更に有名になりたい…てんで、マスゴミに”ウケる”ようなことをベラベラと公言する。そこには、真実を求める姿はなく、「自分の力でも、他人の力でも成り上がれない」”小者”の姿が多く見られる。そして、”ウケる”ものとは、とにかく日本を貶める言葉の羅列のみだ。

視聴率が取れるんだろうか?

かつてはそうだった。

が、もう取れなくなった。

だから引っ込めるようになった、ただそれだけの話。

 

”ヒトラー”はこの作品では、IFにおけるただの”一例”でしかない。

ワイマール憲法において、当時の報道をフルに活用し、プロパガンダを駆使し、正当な手続きで”選ばれた”存在なのだ。

日本だって数年前、日本国憲法の下で、当時のマスゴミが率先してエゲツないプロパガンダを通して、民主党政権を誕生させた”一例”があろう。幸いなことに、ドイツと違い、日本は寸でのところで破滅の道に至ることはなかったが、あの当時の経済状況、首相官邸には数多くのテロリスト(文字通りのテロリスト)が機密情報を盗み出し、特定アジアに国を売ろうと様々なことをやってたのを、忘れたとは言わせない。

 

「今の日本はナチス政権と同じダー」

そう喚いてる連中が、一番の暴力主義者であり、テロリストであることを、思い起こしてくれる映画であった。

 

 

 

それにしてもGAGAよ、こういうことをすれば、シネカノンと同じ轍を踏むよ。

徒然と…

  • 2016.06.13 Monday
  • 14:14
JUGEMテーマ:日記・一般

少し悩んで、コレをポチっと。

 

揚げ物は美味しいが、身体には悪い…んなこたぁ、判ってる。
むしょうにフライドポテトが食べたくなるが、ホイホイと油を温めて、揚げるというワケにはいかん…後片付けが面倒くさい。
何よりも最近、地震が頻発している。火を止めたとしても、熱々の油が台所一体にあぶれたら、業者を呼んでの清掃になってしまう。

で、数年前に、フィリップスから出てたノンオイルフライヤーに注目してたのだが、いかんせん、大きすぎる。
なんで外国製品って、どこもこうもこんなに大きいのやら…
ただ、冷凍庫の中を掃除してたら、8年前の業務用コロッケが出てきて、もうそろそろだろ…てなことで、ネットを探して、とりあえずこれが一番小さい…ということで購入。
なんか、今は高くなってるけど、買った当初は、6千円くらいだったんだよな…。

んで、まず、冷凍フライドポテトを。
おろしたてだから、プラスチック臭がするが、表示の分数の倍でやると…おほほほ〜♪ カリカリに出来た〜♪

続いで、冷凍フライドチキンを。
これも表示分数の1.5倍ほどで…おおお〜♪ これもジューシーに出来た〜♪ 油も下のプレートに落ちて良い感じ〜♪

そしてここで真打…
8年前の業務用コロッケ…
大丈夫…だよな?
いや、大丈夫なワケないけど…アイスクリームには賞味期限はないという…それと同じ理屈だ。
19世紀の北極探検隊が遭難した際に、偶然、別の探検隊が数年間保管してた倉庫を見つけ、寒季が過ぎるまでそこで飲み食いしてたという記録がある…それと同じ理屈だ。
同じころ、シベリア凍土で発見されたマンモスのミイラを食べた調査隊の話もあったな…それと同じ理屈だ。
色んな理屈を持ってきて、これからこれを温めて食べようとすることの大義を何とか見出そうとしている我輩…なんつか、そろそろ50歳のラインが見えつつあるおっさんのやることじゃないような気がするな。

まあ、ここは表示分数の3倍で…。
おお…
おおおお?

パッサパサ…

一口齧る…

うひゃあ…

不味い…

食べて毒であるかどうか以前に、肉もジャガイモも、どちらの味も感じられず、ただの繊維質…という味わい…。
ソースを付けて、なんとか食えるけど、8個全部食べてしまった後で、ちょっと怖くなり、胃薬を持ってコミケの原稿にとりかかった。
まあ、いわゆる、冷凍焼け…って、ヤツだね。良い子はマネしちゃダメだよ?



ああ、そうそう、ノンオイルフライヤーで思い出したが、なんで外国製品はこうも重いのか…。
アキバに先日行った際、駅中でパナソニックが新作ノートPCのキャンペーンをやってたのだが、その中の


 


を観た瞬間に、


 


って…あのなー!
最近、年齢の所為なのか、購買意欲が失せてきて、良い傾向だと思ってたら、なんで恋人のフレーズになるんだよ!

いやね…MSとか、DELLとか、HPとかが

「最軽量」

とほざくPCが、1.5キロ弱だったりしてて、JAROは機能していないんだなあ…と思ったりするんだよ。
しかもこれらに共通しているのは、鉄板を貼り合わせたというデザイン…他にないのか?

「2in1で、タブレットだけ使える!これだけで、軽い!」

馬鹿野郎…キーボードもきっちり揃えないと、こちとら仕事ができねーっての。
無線で飛ばすキーボードカバーを、我輩は今まで何台破壊してきたと思うんだ。
ヤワいのは、いらないっての!
だからって、鉄板でもダメだっての!

…という暴言を吐きまくってるけど、パナソニックのこのシリーズ…本当、同社に対して経緯を表したい。
800g弱、SIM搭載可能、サイズもちょうどよいし、ATOMではない…

てなわけで、これを買うかどうか、悩み中。
自宅の中に、いろんな古いPCとかタブレットとかあって、それらを頭金にすれば…。
問題はねえ…高いんだよねえ…。

値段で言えばVAIOのがあるけど、メモリーが4GB…将来性がない。
同じくNECのがあるけど、SIM対応がない。
国産、もっと頑張れ。



ああ、そうそう、コミケ受かった。詳細はまた後日。

童が母を求めるが如くのフェテシズム

  • 2016.06.06 Monday
  • 16:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞






















台湾の親友より、東京で開催されてる台湾イラストレータKCNこと、呉旭曜先生初個展「帝国の曙」のご案内があり、ギリギリ鑑賞することができた。定期精密検査の後、地下鉄を乗り継ぎ、道に迷いながら(てか、新橋駅、再開発しすぎw)やっとのこと到着。
時間が時間だけに、鑑賞者は我輩一人であった。

感想?

感想…ねえ。

感想を言う資格が我輩にあるのかどうか…
我輩の狭い感覚から大きく飛躍した、背筋がぞくぞくする表現の数々に、どういう賞賛の言葉を並べたら良いというのだろうか。
飾られた絵の一つ一つが、台湾人、そして日本人に対する呼びかけ、いや、慟哭にも似たような叫びが飛び出てくるかのようだ。

呉先生のテーマは、国民党政権によって徹底的に破壊され否定され隠ぺいされた日本統治時代を掘り起こして、独自の世界観でそれを狂おしいまでの深みのある色彩とファンタジーをもって、憧憬として訴えることにある。
我輩自身、台湾の統治時代を完全なパラダイスだとはこれぽっちも考えていない。ただ良きも悪しきも全ても含めて、”あの頃”を鬼才と言える表現力で、キャンバスいっぱいに描きつくそうという気魄に、ただただ脱帽するしかない。

日本に対する過大評価された憧れ、幻想と言うこともできるかもしれない。
だが、数年前に台北で観た「KANO」で感じられた、台湾人の日本に対する「堂々としなさい」という励ましは、同じように台湾人自身に対しても、日本と同じように、世界に対して「堂々としなさい」という訴えと同じくするものであり、日本統治時代を一種の「原風景」としての幻想を通して、独立した台湾人としての誇りを呼び起こすものに連なっている。

その証拠に、描かれているのは日本人だけではない。
統治時代に活躍した多くの台湾人も描かれている。蔡阿信、陳澄波などが、多くの郷愁と共に描かれている。
女媧伏羲を彷彿させる日本と台湾をイメージした姉妹絵には、背筋がゾクっとした。
一方のみを偏愛するのではなく、台湾がまずあり、台湾の中に日本があり、日本がまずあり、日本の中に台湾があり…それを狂おしいフェテシズムの世界の中に、鑑賞者を誘うのだ。

そしてそのフェテシズム溢れる幻想は、エロティックではあるが決して劣情をもよおすソレとは全く違う。
親とはぐれ、泣いて母を求める童…その童の名前を懸命に呼び、必死に探そうとする母…理屈を超えた、離れようにも離れられない「何か」への「愛」…呉先生は描き、これからも描こうとしている。
そして現実に、共に見つけ、共に抱きしめた時こそ、呉先生の作品は完成される。



彼の絵は、東アジアへの「預言」なのだ。

不正アクセスを防止する方法

  • 2016.06.04 Saturday
  • 22:52


この一年、全然触っていないmixiから、

「パスワード変更されたけど、おk?」

てなメールがあり、掲載されてたIPをチェックしたら、上の通り案の定の不正アクセス。
急ぎ、パスワードを変更し、クレジットカード会社に確認し(幸い荒らされてなかった)、データをチェックしたりして、事なきを得た。
かつて、ラオックス・セゾンカードを持っていたが、買収されてから使わなくなり、年会費無料ということで放っておいたら、不正使用されそうになったりと、いやはや、日本海の向こうからの犯罪は、糞なのが多い。
てか、最近はウィルス攻撃がこのブログにもやってくるわ、パスワードを不正ゲットしようとした痕跡があるわで、なんともまあ…

そか、今日はその日だったんだな。
























「天安門事件」…法律を守らない馬鹿にとっては、アクセスできない用語のようだな。

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