ノーフューチャーなおっさんの、ぼやきブログだから、
こんなネタを書くというのも、意外といえば意外かもしれない。
ただ、二つの事柄が重なることで、少しばかり気にするのも、許されると思うんだ。
今勤めている会社に、まったく不満はない。
逆に不満を持ったら、神様から輪島スペシャル(古!)を食らっても文句はない。
だた、退職金は存在しない。
これは法律で特に命じられた制度ではないので、文句を言う筋合いはない。
しかし、やはり何等かの形で積み立てて、定年になったら受け取りたいというのが
人情というものだろう。
ゲーム業界は、明日さえも知れぬ身。
だからこの制度時代は、成立しないものである。
だが、やはり「ごくろうさん」という形で、準備はしておきたいものだ。
もう一つの考えるきっかけは、年金。
現在は65歳から。
だから会社としては、65歳まで働くための環境を整備していただいている。
我輩は働くこと自体、嫌いではない。
むしろ自分の領分の範疇にある仕事であるならば、土日なぞ存在しなくても良いという考えだ。だから、仕事を持ち帰って、休日に行うということについても、嬉々としてやっているところがある。
仕事の虫…というのではないな。単に働くのが、好きなだけだ。
ただな…年金が70歳から受け取りということになりそうな事態に、そう落ち着いていられそうにない。
65歳で定年となったら、5年間、年金なし。
貯蓄を切り崩すということなるが、一億円あるはずもなし。
働くということになっても、清掃員、警備員くらいしかないし、体力仕事ばかりだから、早く死ねという構造なので、どうしようもない。
で、TPPと来たもんだ。
「反対の声を挙げれば、覆すこともできる!」
とおっしゃる声もあるが、
今の民主党に票を入れたおまえらが言う筋合いはないんだよな。
あと2年間のうちに、日本を解体し、国民を虐待するのが民主党の最終目標であるのは、選挙前から知ってたはずだが、
「あれは…マスコミに騙されて」
言い訳にはならんがな。
他にも、労総組合の専従が、反省どころか、売国奴政権の狗になっているケースもあるが。
まあ、どのみち、年金も何もあったもんじゃない。
自民党のままであっても、潰れるのが目に見えていた。
あっちこっちにあった施設の意味も、うやむやにされてしまっている。
日本がリビアじゃなくって、よかったね。
関わってた官僚が、排水管に逃げる事態とならずに(はぁと)。
まあ、そんな感じで、せめて5年間、年金を補充するというより、
年金そのものとなる個人積立をせねば、と。
毎月の給与から自動的に振り込まれる定期貯金という手もあるが、
利率とかいろいろあるからな…ただ、401Kの失敗事例がたくさんあって、
手を出したくないし。
で、この日記にこんなことを書いたのは、
トラックバックでどっかの保険サイトとかが引っかかるのではないかなー…ということ。
結婚するつもりはないし、
学資保険とか死亡保険とか考える必要もない。
その分だけ、こっちに回せられる。
まあ、その前に死んだら、元も子もないが、その時はどっかに寄付するという方向で。
人間は4つの苦に対して、とかくタブー視する。
ゴータマシッダールタは数千年前にそれに気づき、取り組んだ。
生老病死。
生に関しては、もうどうでもよくなった。
人間、自分の思いの通りに人生ができないと、馬鹿なことをするものだ。
病気はもう既に、持病を一つ。
が、この病気のおかげで、健康を保つという皮肉な結果になった。
毎回、病院にいけば、いろいろと検査できるからねえ。
死は思っているより、怖いものじゃない。
死神から、ここに来させるには、おまえはまだ、生者の世界で苦しんでない…って、蹴りだされた経験者として、どうもこの世とあの世は、大して変わらないような気がする。
ただ、老についてはどうしようもない。
今、働く量が、二十数年後に同じくらいできるかどうか、自信がないし、
我輩ができる仕事もないのは確実だ。
加齢臭を放つ粗大ごみと化するのであれば、
それを保管するための料金くらい、自分で何とかしなければならないものであろう。
「自分は求められている」
「自分は好かれている」
「自分の価値観は、世間は気づいていない」
という多くの人が抱いている感情は、この数年以内に
徹底的に潰されるのが確実な現状において、
行うことは、
「自分の思い通りにしよう、勝とう」
という考えではなく、
いかにして、ひどい負けを味わうことをしないかにかかっている。
自分の健康と同時に、
自分の財布と将来に対して、臆病でなければならない。
で、良い保険とか退職金の商品を教えておくんなまし。w