ワクチン、どのくらい余ってるんだろ

  • 2010.04.30 Friday
  • 17:25
病院まで定期健診。
内科、眼科の他に、別医院でイビキ外来。
常日頃、自分の身体はしっかりと管理しているつもりではいたが、
沖縄滞在で「てーげー」な態度が身についてしまって、
数値に反映…。


「まあ、元通りの生活に戻せば、数値は戻りますよ」


はい、深く反省。
さんご礁を破壊せんばかりに、穴掘って反省。



ふと見ると、面白い掲示が。


  -新型インフルエンザワクチン、受付中-



あれ?余っているの?

「余ってますよ。季節性インフルエンザワクチンはないですが」

あんなに騒いでたのにねえ…

「ワクチン、打ちます?」

いや、眼科とイビキの検診があって、それらの費用を考えると、予算オーバーなので、次回にしますよ。

にしても、あのパニックはなんだったんだろ。
マイケルムーア監督も言ってたけど、恐怖、パニックなど、ニュース映えする情報に偏りすぎてた所為なんだろうか。

ただ、我輩の信条であるが、
人間、臆病で神経質でありすぎたほうが良い。
とりわけ病気に対しては。

ワクチン、どのくらい余ってるんだろ

  • 2010.04.30 Friday
  • 17:25
病院まで定期健診。
内科、眼科の他に、別医院でイビキ外来。
常日頃、自分の身体はしっかりと管理しているつもりではいたが、
沖縄滞在で「てーげー」な態度が身についてしまって、
数値に反映…。


「まあ、元通りの生活に戻せば、数値は戻りますよ」


はい、深く反省。
さんご礁を破壊せんばかりに、穴掘って反省。



ふと見ると、面白い掲示が。


  -新型インフルエンザワクチン、受付中-



あれ?余っているの?

「余ってますよ。季節性インフルエンザワクチンはないですが」

あんなに騒いでたのにねえ…

「ワクチン、打ちます?」

いや、眼科とイビキの検診があって、それらの費用を考えると、予算オーバーなので、次回にしますよ。

にしても、あのパニックはなんだったんだろ。
マイケルムーア監督も言ってたけど、恐怖、パニックなど、ニュース映えする情報に偏りすぎてた所為なんだろうか。

ただ、我輩の信条であるが、
人間、臆病で神経質でありすぎたほうが良い。
とりわけ病気に対しては。

徒然と…

  • 2010.04.29 Thursday
  • 22:10
電子レンジ、完全に沈黙しました…って、これ、日記に書いたっけ。
洗濯機や冷蔵庫より使う回数が圧倒的に少ないのに、
死んでしまうとは情けない。
冷凍庫の中の冷凍食品が腐ってしまうじゃないか(いや、腐らないけど)。

電子レンジを置くスペースがあまり広くないから、30リットル未満になるだろうな。
できれば、オーブン機能付き、トーストも焼けるやつが。
あ、回転盤じゃないのがいい。
油落とす機能にも魅力を感じるが、調べたら、サイズが大きくなるんだね…値段も比例してくる。

サンヨーあたりで、落ち着きそうだな。
その前に、粗大ゴミの手配を…。



夕方、中野まで行き、裾上げをお願いした背広を取りに行く。
うん、良い出来だ。
あれほど背広嫌いだった我輩なのに、今では背広に落ち着きを感じるとは…いやはや、どういう風の吹き回しやら。
あとは、ワイシャツをどこかで買い足さねばな。
あ、それとステテコも。



そういえば、「大航海時代オンライン」、台湾マップが開いたんだっけ。
ああ、入らないと…
でもやることが、多くてな…。

徒然と…

  • 2010.04.29 Thursday
  • 22:10
電子レンジ、完全に沈黙しました…って、これ、日記に書いたっけ。
洗濯機や冷蔵庫より使う回数が圧倒的に少ないのに、
死んでしまうとは情けない。
冷凍庫の中の冷凍食品が腐ってしまうじゃないか(いや、腐らないけど)。

電子レンジを置くスペースがあまり広くないから、30リットル未満になるだろうな。
できれば、オーブン機能付き、トーストも焼けるやつが。
あ、回転盤じゃないのがいい。
油落とす機能にも魅力を感じるが、調べたら、サイズが大きくなるんだね…値段も比例してくる。

サンヨーあたりで、落ち着きそうだな。
その前に、粗大ゴミの手配を…。



夕方、中野まで行き、裾上げをお願いした背広を取りに行く。
うん、良い出来だ。
あれほど背広嫌いだった我輩なのに、今では背広に落ち着きを感じるとは…いやはや、どういう風の吹き回しやら。
あとは、ワイシャツをどこかで買い足さねばな。
あ、それとステテコも。



そういえば、「大航海時代オンライン」、台湾マップが開いたんだっけ。
ああ、入らないと…
でもやることが、多くてな…。

沖縄旅行記の途中ですが

  • 2010.04.28 Wednesday
  • 23:39
笑えるゲームネタが二つほど出てきたので、
ちょっとだけ…





コナミ、『ラブプラス+』に日本全国を周らないと手に入らないご当地キャラシステムを導入















むかーしむかし

「センチメンタルグラフティ」という

ゲームがあって(ry








このゲームは怖いのでプレイしてないけど、
キャラの中で語尾に「りゅん」とつけるの、出てくるの?

それと、全国コンプリートしたら、
交通事故死しちゃうの。

蛍はなんで、すぐに死んじゃうの。(マテコラ






もういっちょ。


着ぐるみの中に入ると、酸素不足に陥る恐怖感を抱くものだ。
実際、空気が薄くなる。
訓練されていない限り、着ぐるみを着て、激しいアクションをするのは自殺行為だ。
ジャパンアクションクラブの皆さんに敬礼。

で、こちらは、あるエロゲーの宣伝イベント。
普通、中の人と声優は別々にするのが筋であるはずが、
声優本人が中の人となって、踊って歌って…











まあ、34歳の人妻にコスプレをさせて、踊り歌わせるのも酷だけど、
中の人を隠すために着ぐるみとは、これはこれで、別の意味で酷だな…。

酸素ボンベ、用意したんだろうな。
用意してあったことを、祈るばかり…。
てゆーか、カミーユと同じ症状が…。





あ、ごめん、買うつもり、ないので。

沖縄旅行記の途中ですが

  • 2010.04.28 Wednesday
  • 23:39
笑えるゲームネタが二つほど出てきたので、
ちょっとだけ…





コナミ、『ラブプラス+』に日本全国を周らないと手に入らないご当地キャラシステムを導入















むかーしむかし

「センチメンタルグラフティ」という

ゲームがあって(ry








このゲームは怖いのでプレイしてないけど、
キャラの中で語尾に「りゅん」とつけるの、出てくるの?

それと、全国コンプリートしたら、
交通事故死しちゃうの。

蛍はなんで、すぐに死んじゃうの。(マテコラ






もういっちょ。


着ぐるみの中に入ると、酸素不足に陥る恐怖感を抱くものだ。
実際、空気が薄くなる。
訓練されていない限り、着ぐるみを着て、激しいアクションをするのは自殺行為だ。
ジャパンアクションクラブの皆さんに敬礼。

で、こちらは、あるエロゲーの宣伝イベント。
普通、中の人と声優は別々にするのが筋であるはずが、
声優本人が中の人となって、踊って歌って…











まあ、34歳の人妻にコスプレをさせて、踊り歌わせるのも酷だけど、
中の人を隠すために着ぐるみとは、これはこれで、別の意味で酷だな…。

酸素ボンベ、用意したんだろうな。
用意してあったことを、祈るばかり…。
てゆーか、カミーユと同じ症状が…。





あ、ごめん、買うつもり、ないので。

帰国…とは言わない時代に、せねばな

  • 2010.04.28 Wednesday
  • 21:57
無事に帰宅。
あっという間の一週間であった。
学んだ新曲は32曲。
飲んだ泡盛の種類は26種類。
勉強道具とか持っていったが、ムダであったな。
ま、これが沖縄時間の過ごし方なのだろう。

帰宅…か。

一瞬、「帰国」と言い出しそうになった自分がいた。

あのままでは、確かに、沖縄自体が危ういな…。
日記にもチラっと書いたが、
「白旗を美とするメンタタリティ」が存在しているところに、
沖縄における現在進行形の悲劇がある。

その点に気づいて、行ってよかった。



どうでもいいが、日焼けしたな…。

サンフランシスコの夜は更けて…

  • 2010.04.27 Tuesday
  • 18:27
台湾ほどじゃないが、ここ沖縄でも、占いは人気らしい。
「らしい」となるのは、正確には占いというより、カミンチュによる
人生相談のようなもの。
だから、占いとは厳密には言えないのかもしれない。
また、カミンチュの特殊な能力云々…というものではなく、

 孫が学校でいじめられている
 子供の結婚について

など、生活に密着したものが中心で、なおかつ、家族ごとに自前(?)のカミンチュがいるらしく、他家の占い(ましてや我輩のような観光客)は厳密、行わないという。

考えてみたら納得できる。
これは一種の、メンタル面でのホームドクター制なのだ。
太古では、カミンチュ自身が医者であったことを考えれば、自分の熟知している家族であれば、カミンチュとしても相談しやすいし、適格なアドバイスもできるというものだ。

占いを信じるというものではないが、
エンタテインメントとして、気楽に安く試すことができるのであれば、受けてみようとするのが、我輩のスタンスだ。
カトリック教会から、蹴り、受けそうだな、しかし…。

とはいえ、前述の通り、観光客がホイホイとカミンチュに占いをしてもらえるというものではない。
沖縄県民で友人の紹介という手もあるが、そこまで時間はない。
まあ、今回は三線の修行がメインだしね。



国際通りをいつものように歩いていたら、喫茶店で「占いやります」というのがあった。
喫茶サンフランシスコ。









この漫画のようなシチュエーションなのか?
気になるな…どれ、入ってみよう。



「いらっしゃーい」

タオルを頭に巻いた、我輩と同じくらいの年恰好のおっちゃんが出てきた。
占うの、あんたかい?

「いや?店長がやるんですよ」

客商売、知らない雰囲気で、いつもなら怒るはずが、
沖縄に来て以来、怒るという感情が鈍ってきた…。
で、店長はいつくるの?

「うーん…一時間後かな?予約します?」



てなわけで、予約して、数時間後にまた入った。
既に数人の女性が

 キャー!ウワー!ヒー!

と絶叫をしていた。
あれはうれしいという叫びじゃないな…。





コーヒーを飲みつつ、店内を見渡す。
なんか懐かしい。
吉祥寺に昔、「喫茶ボア」というケーキ屋兼喫茶店があり、
ほどよいボロさかげんながら、美味しいコーヒーとケーキを出した店であったが、それを彷彿させる。
居心地がいい。
東京に、このような喫茶店、もうなくなってきてるなあ…。

壁には、店長の占いに関しての記事とかが貼り付けられている。
えっと、何々?


 スチューワデスの間で口コミ急増!
 あたりすぎる!
 

云々。
へえ。経歴も面白いな。
商社マンとして海外で営業活動をしていたが、サンフランシスコで九死に一生を得る体験をし、占いに目覚め、沖縄に喫茶店を構えて…か。
写真、あるけど、普通のおっちゃんだな。
我輩より二廻り年上というところかな。


「はい、いらっしゃい!東京からお越しですか?」


占い師って、胡散臭い格好をして、胡散臭い小道具を並べ立て、胡散臭い挨拶とかするもんだが、何、この普通の喫茶店のマスター…。
漫画「軽井沢シンドロノーム」に登場しても、自然な感じがするぞ、この店長さん。


「じゃあ、年齢と、あとは両手を見せてください」














えっとね…
我輩は占いとかは信じないんだけどね…














なぜ、昨年解雇されたことを

当てるのかな?この人。

あと、GW明けに再就職って

そこまで当てるか???





わかった!
この店長、我輩のブログを読んでいるんだ。
そうだ、そうに違いない。



…だよね。




ここで書くのも、なんというか…なので割愛するが、
新しい仕事先で、会社が我輩に求めていること、
新しい仕事先でとにかく、全てを忘れてがむしゃらに働くこと、
そして、将来についてのこと…

「曖昧な言葉」で誤魔化すという占い師のテクニックは知っているが、
解雇とか再就職とか、言われちゃあ…なあ…やはり「すごい」のか…。


「どうでもいいですが、あなた、妻子を養う苦労を持っていないようですが」


結婚してません。
まあ、エンゲージリングをしていないから、そう察したとしても、
当たることが多くて、少々凹んでいる状況の我輩に、店長の言葉がずっしりと…。


「いけません。あなたは結婚しなければ、駄目になる運命ですよ」


…あー…そうは言うがな…大佐(マテ


「一年間、がむしゃらに働いて、その後で十分間に合いますよ」


…無理だと思うぜ…こればかりは、マスターの言葉は信じられないな。



15分2000円は高いか安いか。
まあ、それはどうでもいい。

あ、考えてみたら、

平日にここへ来ているということ=無職

で、あてずっぽで言えたかもしれん。
占いのテクって、なかなかなもんだな。

セーファウタキ

  • 2010.04.26 Monday
  • 17:04
琉球王朝において、久高島を本島から見通せる聖地が整備され、
多くのカミンチュがここで儀式を行い、聞得大君(カミンチュのトップ)の就任(?)儀式が行われたのが、セーファウタキ。

レンタカーしたついで、だ。
沖縄本島の南端までドライブだー!

…オープンカーにしたかったな…
オリックスレンタカー、ラインアップになかったもんな…。
でも、ヤロウ一人が、オープンカーというのも、ねえ。
大体、ひめゆりの塔付近、大降りだったし。



ここも元来、男子禁制であるが、
首里城含めて、世界遺産に登録された前後から、
観光地として整備されて、かつての荘厳な趣は薄れたそうな。



とはいえ、なかなかどうして…。
森全体が、神殿になっている。

そういえば神道も古来は、このような森の中や川辺にて、
屋外で祈りの儀式が執り行なわれていたが、遣唐使などによって
もたらされた古代支那の文化から、建物を建造するのが一般的になり、
現在、我々が見る神社仏閣へとシフトしていったそうな。

となると、やはりここは、神道の始原が残されているというべきなのか。
キリスト教における、ロシア正教会のようなものかもな。



おお、久高島だ。

不思議なもんだ。
昨日、あそこにいたんだよな。
あの岬で、三線を4時間演奏してたんだよな。

どれ、記念写真を。






フラッシュが光らない…。


シャッターは下りるけど、フラッシュの機能を操作しても
動かない…。

周囲の同じ観光客数名も、シャッターが下りないって、慌てている。

「いやあ…きもちわるい…」

いや、これはあまりここにいないほうが、いいよ…というお知らせかも。
きもちわるいのは、我々のほうなのかもしれん。
さっさとウタキから降りよう。

どうでもいいが、拡大してみると…我輩の影の胸元、なんかヘンなもの、光ってないか?
腕時計とかじゃないし…。

沖縄戦の跡地を巡って

  • 2010.04.26 Monday
  • 15:35
発 沖縄根拠地隊司令官

宛 海軍次官

左ノ電□□次官ニ御通報方取計ヲ得度

沖縄県民ノ実情ニ関シテハ県知事ヨリ報告セラルベキモ県ニハ既ニ通信力ナク三二軍司令部又通信ノ余力ナシト認メラルルニ付本職県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之ニ代ツテ緊急御通知申上グ

沖縄島ニ敵攻略ヲ開始以来陸海軍方面防衛戦闘ニ専念シ県民ニ関シテハ殆ド顧ミルニ暇ナカリキ

然レドモ本職ノ知レル範囲ニ於テハ県民ハ青壮年ノ全部ヲ防衛召集ニ捧ゲ残ル老幼婦女子ノミガ相次グ砲爆撃ニ家屋ト家財ノ全部ヲ焼却セラレ僅ニ身ヲ以テ軍ノ作戦ニ差支ナキ場所ノ小防空壕ニ避難尚砲爆撃ノガレ□中風雨ニ曝サレツツ乏シキ生活ニ甘ンジアリタリ

而モ若キ婦人ハ卒先軍ニ身ヲ捧ゲ看護婦烹炊婦ハ元ヨリ砲弾運ビ挺身切込隊スラ申出ルモノアリ

所詮敵来リナバ老人子供ハ殺サルベク婦女子ハ後方ニ運ビ去ラレテ毒牙ニ供セラルベシトテ親子生別レ娘ヲ軍衛門ニ捨ツル親アリ

看護婦ニ至リテハ軍移動ニ際シ衛生兵既ニ出発シ身寄無キ重傷者ヲ助ケテ敢テ真面目ニシテ一時ノ感情ニ馳セラレタルモノトハ思ハレズ

更ニ軍ニ於テ作戦ノ大転換アルヤ夜ノ中ニ遥ニ遠隔地方ノ住居地区ヲ指定セラレ輸送力皆無ノ者黙々トシテ雨中ヲ移動スルアリ

是ヲ要スルニ陸海軍部隊沖縄ニ進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約ヲ強要セラレツツ(一部ハ兎角ノ悪評ナキニシモアラザルモ)只々日本人トシテノ御奉公ノ護ヲ胸ニ抱キツツ遂ニ□□□□与ヘ□コトナクシテ本戦闘ノ末期ト沖縄島ハ実情形□一木一草焦土ト化セン

糧食六月一杯ヲ支フルノミナリト謂フ

沖縄県民斯ク戦ヘリ

県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ





沖縄戦における「巡礼」の地として、ひめゆりの塔や沖縄戦跡国定公園が真先にあげられる一方、この「海軍司令部壕跡」を訪れる団体は、それほどいない。

だが、通常だと最後の電文で「天皇陛下万歳」とするところを、県民が率先して協力し、戦い、傷つき倒れていく様を克明に伝え、

沖縄県民斯ク戦ヘリ
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ

と、切々なる祈りを込めて電文を〆め、自決した大田実司令、他参謀ら最期の地こそ、最初に訪ねるべきではないかと思い、レンタルした車を走らせた。

案の定、観光客の数は極めて少なかった。
だが、そのおかげで、壕の中の隅々を見学することができた。
手榴弾で自決した部屋もあり、その痕跡が今も残っている。

沖縄戦に参加した部隊の記念碑もあり、写真におさめた。



興味深いことに、戦艦大和の乗組員一同も含まれていた。


その後、糸満市を経由して、ひめゆりの塔、そして、平和祈念公園へ。




女性インテリ層が、いわゆる「軍国教育」の犠牲者ではなく、
一人一人が国民として、また郷土を愛する沖縄の県民として、
献身的な活動を繰り返していたことが、痛いくらい判る。

一時期、『戦争は酷い』『日本が悪い』『日本がすべて駄目』とかの内容がいっぱいだったと聞いたが、ずいぶん展示内容が変わったようだな。
尤も、ところどころ、「?」という表現は無きにしもあらず、だったが。

遺影を一枚一枚、丁寧に見つつ、名前と生前の特徴、そして亡くなった状況を知る。
悲惨、という言葉しか出てこない。
これが戦争である。
犠牲となった一人の教師と、一人の女学生のことが、非常に気になる。
が、あえてメモとかは取らないでおこう。
英霊らをネタにする日本人はいない。

知れば知るほど、底知れない悲惨さを感じつつも、
日本人として、当然の行動を彼女たちがしていたことに、
深く感動した。
同じ年の8月、真岡郵便電信局での殉職に繋がるものがある。
職における死に際して、男性よりももしかしたら、女性は潜在的な強い覚悟を持ち合わせているのかもしれない。
我輩も見習わなければ…。





沖縄戦跡国定公園。
しかし…なんか、前の2箇所と違い、
説明しがたいワザとらしさが鼻につく。
修学旅行の団体が多数出入りし、中央で先生の検閲を受けたとしか思えない、通り一遍の文書を読ませられているが、まともに聞いている生徒がいなかった様子を見てて、なんとも情けなくなる。
ただ、まとめて「平和を祈る」ための施設として、こういう形でしか出来なかったのかなと思うと、それはそれで更に情けなくなる。

てか、祈念堂の中は、入る必要ないぞ…
中には巨大な仏像(「仏像じゃない!」って言っているけど、どうみても仏像です、本当にありがとうございました)があって、周囲には、「一流の」画家が寄贈した絵画が展示され、地下には全世界から集められた石が乱雑に置かれ…あああああああ…こういうので、白けさせるんじゃない!



巡ってみて、
また市井の人たちと語ってみて、
沖縄について、我輩なりの考えができつつある。

これは後日、脳内で整理して、日記に載せたい。
だが、あえて言わせてもらえば、悲しいまでの
「白旗を美しいと考えるメンタリティ」がここにはあり、
それが沖縄がどう足掻いても、どこかに依存しなければ立ち行かない風土を成している原因だと思えて、仕方がないのだ。
と同時に、今の日本全体の縮図になっているように思えて仕方がない。
「沖縄の日本化」ではなく、「日本の沖縄化」があり、日本全体を今、悲劇的な状況に追い込んでいる…そう思った。
まあ、いずれにしても、後日、詳細を書きたい。



県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ


大田司令。
このお言葉、沖縄の底にある現実を知った上で、電信されたのでしょうか。
だとすれば、かなりの洞察力をお持ちだったのですね…。

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