どっこい、生きている
- 2009.01.31 Saturday
- 19:39
コンビニの書籍売り場には、様々な罠が仕掛けられている。
だが、その罠も、市場から見れば、なかなか正確な内容を有しているから、侮れない。
昨年末に出版された「取扱説明書」シリーズであれば、必ず置かれている。
逆に『なんでこんなものが?』と、書店では絶賛されているはずの書籍が、置かれていない場合がある。
コンビニの客層と書店の客層が違うから?
否。
コンビニのほうが、えげつないまでに、売れるものに対して、シビアなだけだ。それがいいか悪いかは、ここではあえて論じない。また、書店が「売れてます」と喧伝しているものの背後に、広告代理店のわざとらしい策略が見え隠れするということについても、今回は書かない。
コンビニで買うものは雑誌がメインであり、書籍関係は、よほど興味ひかれるものではない限り、手にすることはない。
雑誌にしても、漫画は殆ど買っていない。時折、芳文社のは買ったりする程度だ。
漫画の単行本にしても、また、A5サイズのワンコイン漫画本にしても、やっているプロジェクトに直接関係しない限り、買うことも手にすることもない。
一時期、我輩の机には、リイド社の「鬼平犯科帳」などの時代劇漫画ワンコイン本が多かったが、あれらは全て、自腹で買った資料である。リイド社のこの手の本は時折、回のダブりがあり、油断できないが、小説とは違う面白さを堪能したものだ。
車検やら眼鏡の購入やらでバタバタした後、少し喉が渇いたので、東八道路沿いのコンビニに立ち寄った。
ブラックコーヒー缶(アサヒの100年コーヒー、復活してくれないかな…あれ、美味しかったのに)を手に取り、レジに向かう途中、絶対手に取らないであろうというテーマの、ワンコイン漫画本を見つけ、買ってしまった。
芳文社は今でこそ、「きらら」コミックスで一世風靡しているが、本来はこの種の漫画を得意としている雑誌社である。
でも、起用されている漫画家の名前を見て、内容を確認せずに500円を余計に支払ってしまった。
武林武士先生…うわあ。懐かしい…。
「闘神伝」のアンソロ漫画以前に、多くのファンタジー漫画とか描かれていた漫画家だ。その前は「アルバートオデッセイ」の漫画とか、あと記憶が正しければ、『ドラゴンマガジン』とかでも…。
巫女さん漫画家(御本人は否定されていると、鷹から聞いたことがあるが)の森見明日先生。
以前のような画風ではなく、少し荒れたような感じがするが、このストーリーの作り方は、間違うことなく、森見漫画だ…。
小本田絵舞先生の4コマもある。
昔はちょっとクセのある絵柄が、あまり好きにはなれなかったが、なんか画風がすっきりと「現代風」(?)になってて、かわいい絵柄になっている。
なんか、うれしく思った。
どっこい、生きている、と思った。
そうだ。
生きていけるんだ。
だが、その罠も、市場から見れば、なかなか正確な内容を有しているから、侮れない。
昨年末に出版された「取扱説明書」シリーズであれば、必ず置かれている。
逆に『なんでこんなものが?』と、書店では絶賛されているはずの書籍が、置かれていない場合がある。
コンビニの客層と書店の客層が違うから?
否。
コンビニのほうが、えげつないまでに、売れるものに対して、シビアなだけだ。それがいいか悪いかは、ここではあえて論じない。また、書店が「売れてます」と喧伝しているものの背後に、広告代理店のわざとらしい策略が見え隠れするということについても、今回は書かない。
コンビニで買うものは雑誌がメインであり、書籍関係は、よほど興味ひかれるものではない限り、手にすることはない。
雑誌にしても、漫画は殆ど買っていない。時折、芳文社のは買ったりする程度だ。
漫画の単行本にしても、また、A5サイズのワンコイン漫画本にしても、やっているプロジェクトに直接関係しない限り、買うことも手にすることもない。
一時期、我輩の机には、リイド社の「鬼平犯科帳」などの時代劇漫画ワンコイン本が多かったが、あれらは全て、自腹で買った資料である。リイド社のこの手の本は時折、回のダブりがあり、油断できないが、小説とは違う面白さを堪能したものだ。
車検やら眼鏡の購入やらでバタバタした後、少し喉が渇いたので、東八道路沿いのコンビニに立ち寄った。
ブラックコーヒー缶(アサヒの100年コーヒー、復活してくれないかな…あれ、美味しかったのに)を手に取り、レジに向かう途中、絶対手に取らないであろうというテーマの、ワンコイン漫画本を見つけ、買ってしまった。
芳文社は今でこそ、「きらら」コミックスで一世風靡しているが、本来はこの種の漫画を得意としている雑誌社である。
でも、起用されている漫画家の名前を見て、内容を確認せずに500円を余計に支払ってしまった。
武林武士先生…うわあ。懐かしい…。
「闘神伝」のアンソロ漫画以前に、多くのファンタジー漫画とか描かれていた漫画家だ。その前は「アルバートオデッセイ」の漫画とか、あと記憶が正しければ、『ドラゴンマガジン』とかでも…。
巫女さん漫画家(御本人は否定されていると、鷹から聞いたことがあるが)の森見明日先生。
以前のような画風ではなく、少し荒れたような感じがするが、このストーリーの作り方は、間違うことなく、森見漫画だ…。
小本田絵舞先生の4コマもある。
昔はちょっとクセのある絵柄が、あまり好きにはなれなかったが、なんか画風がすっきりと「現代風」(?)になってて、かわいい絵柄になっている。
なんか、うれしく思った。
どっこい、生きている、と思った。
そうだ。
生きていけるんだ。