ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

「普遍」のミュージシャン

2017.12.09 Saturday 23:14
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    JUGEMテーマ:アイルランド

     

    我輩の勝手な思い込みでしかないと、笑ってくれても構わない。

    プロアマ問わず、世界に数知れない多くのミュージシャンが存在する。

    そして、そこには4つのランクが存在する。

     

    「修行中」の人達は、いろんな理由から音楽を始める。

    親から強制されるケース。

    女の子にもてそうだからというケース。

    湧き上がる感情を何とか表現したいがと楽器を初めて手にとるケース。

    生まれ育った環境がそうであったから自然とそのコミュニティに参加せざるをえなかったケース。

    下手ではあるが、少なくとも、練習し、少しでも音楽を楽しもうという前向きさがある。

    恥ずかしがり屋であるが、たどたどしくとも、音楽の世界に心弾ませて入ろうとする気概は拍手すべきものだ。

     

    「属人的」という表現は、人事用語の一つ…潰れる会社では、一人の人間がすべての業務を支配し、その人がいないと一切の会社の流れが進まない状況を意味するものだ。

    「俺様がいないと会社が動かない」とか「あたしが人事を握っているようなものだ」」という偏屈さと共に、他人に仕事を教えない(教えられないというより、自分の仕事が自己と同一化しているから、他人に奪われることを極端に嫌がる)という、会社にあってはならない存在であるが、概して、社内政治に通じるから生き延びてるという問題があったりする。

    プロのミュージシャンには、これが本当に多い。

    自分の音楽以外は認めようとしないという偏屈さが鼻につく。

    例をあげると、あるギタリスト出身の作曲家が、沖縄の音楽を軽蔑しまくってた。

    「三線なんか、コードじゃなく、ただドレミっぽいものを押さえるだけだぜ?」と言ってたが、その底の浅さに対して、我輩は逆に軽蔑しているわけであるが。

    自分の、そして自分に似通った音楽以外は認めない、理解しない、触れようともしない、自分の音楽だけがすべてだというものだが、ほんの一瞬の栄光を掴んだ後で、例外なく没落する連中だ。

     

    「理解」しはじめるミュージシャンは、その音楽性に深みが増してくる。

    他国の音楽、あるいは自国自民族の音楽への目覚め、様々な楽器に挑戦し音楽の中に加えて深めていく。

    様々なジャンルのミュージシャンと交流を深め、セッションし、知識やスキルを高めていく。

    あるいはまだ一般的ではない演奏方法や編集を取り入れて、新しい音楽の可能性を追求する。

    多くの世界的なミュージシャンは、これに含まれる。

    彼らのスキルは人間の領域を超えており、国境を越えて聴く人の魂を輝かせ、歌い演じ継がれる。

     

     

     

    だが、我輩として、ここに「普遍」のミュージシャンを讃えたい。

    それは世界において、唯一の「普遍」。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    結成55周年を迎えた「ザ・チーフタンズ」。

    彼らはアイルランドの音楽を超え、「普遍」の音楽を編み続けている。

    メンバーが高齢や病気で、一人また一人去っていっても、新しい「普遍」を伝える音楽家が参加する。

     

    彼らの音楽は、他国民族の文化やジャンルが違うミュージシャンから取り入れてどうこうすることを、既に当たり前のこと、面と向き合って吸収すのではなく、横に座って自然と溶け合う音楽を編み出していく。

    横に座って、いっしょにセッションすること自体が、既に当たり前のこととして演じる「普遍」さが、彼らにあるのだ。

    そして横に座る人のスキルは問わない。アマチュアであろうとも問題ではない。

    その演奏する友の技量技術そのものを音楽にし、友に演奏することのすばらしさ、感動を共に分かち合う「普遍」が彼らにあるのだ。

    他に登場してた日本人共演者は、はるかに演奏能力で及ばないが、「ザ・チーフタンズ」がそれさえも感動的な合奏にしてしまう。

    その一方で、自民族の音楽への限りない愛を決して失わない…「普遍」はコスモポリタンである以上に、熱烈な愛国が同時に存在してはじめて成り立つことを、「ザ・チーフタンズ」は教えてくれる。

     

    てか、まさか「Foggy Dew」を演奏してくれるとは…年甲斐もなく、聴きながらボロボロ泣いた。

     

     

     

     

    永遠なれ、人類で唯一の「普遍」の音楽!

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