ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

一関の夜

2017.08.23 Wednesday 23:03
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    JUGEMテーマ:東北の旅

     

    しばらく、こんなテーマで日記を書きのこしておきたい。

    昨日から仙台近くにある会社の開発事業部(工場にも見えるが、意地でも「R&Dセンター」だと重役たちが言ってるから、そうするか)で、社員教育の運営の準備を行い、今日はその本番。

    糞としか思えない社員が発言できない席順にしたのが当たった…コツは簡単、知己のない”強い”社員と同じテーブルにつかせることだ。ハラスメント大好き人間はサイコパスなので、”奴隷”にしている社員と一緒でなければ、何もできないということを、経験から知ってるのでねえ、こちとら。

     

    仙台に一泊した。

    この街は、やはり大きな立川だ。

    ずんだ餅を食べるインデックス(「とある」シリーズのナントカさんね)が出てきても、馴染んでしまうそんな所だ。

    悪い街ではない。

    食べる店も多く、物価もそれほど高くない。

    駅前にはオタショップがなぜか多数軒を連ねているが、その下には市場があったりと、なかなか興味深い顔を持っていたりする。

    郊外からバスよりも自家用車で乗り付けるから、周辺にも駐車場が多数ある。

    冬の寒さだけは想像できない。

    それにもまして、仙台市は住む場所ではない。あんな市長を選ぶようでは、お先が知れる。

     

    研修運営を終わらせて後片付けを済ませ、新幹線に乗って一関駅まで。

    何故か…夏休みが1日残ってたので、これを使って平泉、胆沢、そして花巻まで行こうと思った。

    マルコポーロが誤って伝えた「ジパング」である平泉は、世界遺産となってまだ浅い。金色堂を是非とも観たい。

    胆沢については、蝦夷、アテルイの話から興味を以前から抱いていた。高橋克彦氏…岩手県で生まれ育ったこの小説家の影響は計り知れないものがある。ただ、史実でのアテルイと坂上田村麻呂の争いは、娯楽小説で脚色されすぎてるから、我輩はどうしてもこの人の作風が好きになれないのだが、華やかなファンタジーは時として本物の伝説、神話へと変貌するものだ。「三國志」なんぞ、その良い例だ。何せ「三国志演義」が史実だと信じてる人が圧倒的に多いからな。

     

    そして花巻。

    同じファンタジーであっても、宮沢賢治先生の大地に今まで行かなかったのは、何故なのかわからない。

     

     

     

    本来であれば、仙台にもう一泊する予定であったが、一関に移動したのには2つ理由があった。

    一つはレンタカー。

    旅行をするのに、車を借りることがすっかり我輩の定番となってしまい、今回もそうすることにした。

    「高い」と思われるかもしれないが、実はそうでもない。

    公共交通が整った地域であれば、駐車場や道路混雑などのリスクがあり、あまり勧めるものではない。

    だが、一時間に1本しかバスが通らない場所とかとなると、逆に「見えない出費」が発生する。

    待つ間に、たとえばお土産屋に入る、喫茶店とか食堂に入る、結果として財布が軽くなってしまうのだ。

    何よりも時間がどんどん消費してしまう。

    レンタカーであれば、自分の都合で移動できるし、暇つぶしとして店とかに入ることもない。

    だから今回の旅は、どうしても車が必要だったのだ。

    何よりも天候が変わりやすい。雨宿り先を探すよりも、社内で次の場所まで移動するのが良いというものだ。

    そして県内であれば、乗り捨て料金がかからない。

    仙台は宮城県。

    廻ろうとする場所はみんな岩手県。

    盛岡まで行って乗り捨てようと計画してたので、オフィスのある一関まで移動しなければならなかった。

     

    そしてもう一つの理由は、一関という場所だった。

    何の場所であるのか、皆目見当がつかない…だからこそ行ってみたいと思った。

     

     

     

    新幹線のチケットを買い(障碍者割引の権利が得られる距離じゃなかったのが悔しいw 30分みどりの窓口で並ぶより、自販機で買えばよかった)、「牛タンストリート」で夕食を摂り(個人的に一番好きな店は「伊達の牛たん本舗」。特に塩が美味いし、よけいな小皿等が一切ないのが良い。てか、キュウリを出さないから一番好きなだけであるのだがw)、無事に乗車。

    車内周囲を見ると、全員サラリーマンだ。

    出張族なのか、単身赴任なのか…判然としない。

    窓の外に目をやると、いろんな工場が見えてくる。

    夜で暗くなっているが、看板は光り、影からそれとなくわかる。

     

    なるほど、この一帯は工場団地だったんだな。

    ビジネス系のイベントとかでは、地方自治体が様々なアピールをして工場誘致しているが、東北新幹線はメリットを際立たせるための一つの手段だった。途中の駅からも、くたびれきったサラリーマンがぞろぞろ乗り込んでくる。

    ちなみに我輩は、完全に旅行者の恰好。

    浮いていたw

     

     

     

    それほど時間もかからず、一関駅に到着。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ああ、そっか。玄関先だったんだな。

    あまりにもあっけなく到着した。

     

    我輩と同じように、半数以上の乗客がぞろぞろと下りた。

    やや涼しい空気が流れている。

    暑い暑いと言いながらも、やはりここからは本格的な東北なんだな。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ホテルにチェックインして、グーグルマップで調べるとスーパーが近くにある。

    地元産のものがないかと思い、直ぐに外出した。

     

    それにしても…

    場末のスナックとか居酒屋ばかりが目に入る。

    ラーメン屋も何軒かある。

    中に入るつもりは毛頭ないが、それらの店を少し除くと、やはりなのかどうか…サラリーマンが佃煮にできるようにワンサカと溢れかえっていた。

    居酒屋でも外に響くまでの大声で、仕事への愚痴が途切れることなく響いてきた。

    ”いかにも”なスナックに、喜色満面の表情で入るサラリーマンを見かけたが、どう考えても若いホステスとかいるような感じがしない。

     

     

     

    そっか…一関は、そういう出張族のための街なのか。

     

     

     

    だから深夜までやってるラーメン屋が満員なのか。

    居酒屋も繁盛し、家庭から冷たくされてる”お父さん”達を馴染みのママさんが迎え入れて慰めてくれるのか。

    スーパーには、日常生活用品以上に、コンビニ並みにホテルの部屋中でビールを煽りながらつまめる総菜が多いのか。

    逆に期待してたお土産にできそうな地場モノは皆無だったが。

     

    早く部屋に戻って、明日の準備でもしておこう。

    長く、夜の一関を歩くものではない。

    明日からドライブだから、酒をあまり体に残すべきではない。

    そもそも、あの手のスナックに入るようになったら、人間として最低だ。

    腹の中には、牛タン屋での大盛りご飯がズンと居座っている。

    こういう感じで、市への税金が増えていくのであろうが、我輩としてはあまり貢献できそうにない所だ。

     

     

     

    ここの風は、堅気のサラリーマンにとって、わびしすぎる。

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