ぼんのう

ブルガダ症候群で一級障害者。人生、楽しもうよ♪

こうして見ると日本は広いな…

2017.08.05 Saturday 12:30
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    海外の友人知人が時折我輩に、日本の観光スポットとか美味しい店とかの情報について訊ねてくる。

    インターネットでも調べられることであるが、フェイク要素が時々あったり、ブログであればブロガーの主観が入りすぎたりして、来日の限られた時間を有効に使うため、我輩に助けを求めてくる。

    既に行ったところであれば、喜んで(ただしあくまでも”主観”だと念を押して)情報を提供するし、行ったことがなくとも個人的に興味そそるものがあり、それほど遠くない(この場合の”遠い”は、”雪風”を出して片道2時間以内を指す)のであれば週末に気分転換かねての”取材”をして、写真とかを送ったりしている。

     

    観光を学問にしている愚かさよりも、こういうのが実際の意味で重要な観光であろう…まあ、この自論は置いておくとして、こういうお手伝いをしてて思うこと…日本は地理的な意味では小さいかもしれないが、中に含まれているコンテンツについては世界で一番広い国ではないかと、実感してしまうということだ。

     

    昔、ゲーム業界にいた頃から親しくしているラーメン狂いのフランス人が我輩に、東京のどこそことどこそこ、どこそこなどのラーメン屋20軒ほどのエクセルリストを送ってきたことがある。一つ一つに素材や麺の質、人気の具、混雑具合などが書かれていて、そこまで好きなんだ…と思ったものだ。そして驚いたことに、これらの店を、二日間で廻るというものだ。

    流石にそれは、胃の許容からしたら、危ないのでは…と心配したら

     

     「大丈夫、短時間で回れるように、ルートをプランニングしたから。このルートで問題ないか?」

     

    と、グーグルマップを見せられた。

    本人としたら、何としてでも全部食べるという情熱があったわけだが、よく見たらそれらの店は、山手線や地下鉄で簡単に移動できる隣り合った地域に集中していた。

     

     「他にもたくさん行きたいラーメン屋があるけど、同じような場所に集まってるのは、助かる」

     

    同じ料理であっても、チェーンを除外すれば同じ味は一つとしてない。

    狭い区域に「激戦区」が出来上がっても、よほどのことがない限り、閉店となる店はあまりない。

    地図では渋谷に集中していたが(当時)、そこだけで半数の店が存在してた。

     

    歩いて行ける狭さ…だが、普通の人であれば、一日で回り切れない”広さ”があるのだ。

     

     

     

    別の人(香港の人で、これもゲーム業界に居た頃、いろいろと仕事をした)は、富士山をレンタカーして観たいと言ってきた。

    同氏はまたワイン好きなので、じゃあ、ついでに山梨県甲府一帯のワイナリーに立ち寄ったらどうだ?…とアドバイスしたら、後日、感謝としてワイン2本贈ってきた。

    そうとう気に入ったらしいが、まさか飲酒運転、しなかっただろうなあ…。

    富士山五合目や五湖、遊園地とかもいいが、ちょっと走れば、最近ドライブ先として気に入ってる甲府までは簡単に行くことができる。甲府城散策、ほうとう、一泊するのであれば地酒も捨てがたい。

     

    ある時には(確かロシア人だった…これも前職の付き合い)、倒産した会社近くの寺院まで案内したことがあった。

    特に有名なところではないが、日本の仏教に深い関心があり、昼休みにそこまでガイドしてほしいと頼まれた。

    偶然、そのすぐ近くにも別の寺院があり、そこも案内したっけ…なんかラーメン屋のと同じシチュエーションだったな。

     

    訊かれるほとんどの内容は秋葉原についてだが、狭いくせに、やはり”広い”のだ。

    店どうしが歩いて10秒程度なのに、一つの店に入ったら最低でも1時間は海外の友人知人出てこれない。

    そして両脇に抱えたたくさんの”戦利品”を一度ホテルまで持ち帰って、また出直す。

    当初数時間を予定してたが、結局一日中、秋葉原に居たというのも珍しいことではない。

    それだけ、”コンテンツ”で”広く”なっているのだ。

     

    浅草にも日本全国の名品を集めたビルがある。

    周囲にも、日本を代表する小売販売チェーンの大型店舗がある。

    ベクトルはやや違うが、そういえばマレーシアKLチャイナタウン近くにも大型の観光ショッピングモールがあり、30分で出るはずが、その面白さに3時間いたということが我輩にもある。

     

    調べることは、観光を楽しむ側が率先して行うものである。

    下手すれば、現地の人よりもはるかに詳しい知識や情報を持っていることだってある。

    ただ、いざその場所に踏み入れても、異国であるがゆえに”方角酔い”が発生する。

    地図的なことに限ったことではない。慣れない言語、マナー、買い物とかでの注意などは、ネットでは得られにくいことが多々あるのだ。

    その場にいる人に限らず、事前に尋ねられた際に、できるだけ気持ちよく答えることは、日本の”広さ”を楽しませる重要な要素であることを知ってほしい。

     

    計るべきものは、物理的な広さではない。

    かといって、人工的に”コンテンツ”を詰め込むのも、やりすぎるとしらけるものがある。

    必要なのは、自然にできあがった”狭い”中での”広い”疑似的な空間の、フレンドリーな”道案内”なのだ。

    そこには一切の学問や政治、利権が入る余地はない。

    ”道案内”を心掛けることが、まずは重要な”おもてなし”ではないだろうか。

     

     

     

    え、原宿?ごめん、それは我輩には厳しいかもw

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