就職活動に関する所感

  • 2011.02.02 Wednesday
  • 23:13
JUGEMテーマ:ビジネス


昼食時、かつて勤めていた吉祥寺の会社で、長らく活躍していた友人から電話。
詳細に関して、ここでは書かないようにする。 
日本のコンテンツ市場が衰退する理由が絡んだ内容であるし、プライバシーの問題だ。
ただ、彼のために、また、仕事が見つからないという悲惨な日本経済の中で、
どうすべきかについて、経験を交えて記したいと思う。
脈絡がない文面になると思うので、大変読みにくいかもしれないが。



就職のエージェントが「紹介できる案件がない」と言うことが多く発生しているらしい。
それには理由があるように思える。
以前、日記にも書いたが、就職を紹介する業者は、出来高制となっている。
人材を会社に紹介し、採用となったら、年収の5〜20%の報酬をもらう。
人事としては楽ではあるが、経営から考えると、大きな出費である。
たとえば年収1000万円の人材を採用したとして、50から200万円の報酬を支払わなければならない…これはちょっとしたアルバイトを雇うより大きな額である。
また採用したとしても、数ヶ月で辞めるというケースがある。
最近は、保証期間として3ヶ月待ち(まあ試用期間というものだね)、正式採用となれば支払うということになっているが、すべての業者がそんなに良心的であるということはない。
採用したら即払い。でも逃げられたら、そのままバイバイ。
全部とは言わないが、エージェントのほうとしても、登録する人は「弾」だとしか考えていない節があるとも思える。これは仕方が無いが、人の履歴書をチェックしないで右から左に流すだけのエージェントがあまりにも多すぎる。
こういういい加減な仕事をするエージェントが増えすぎたのが理由で、会社のほうも、使わないようにしているのが実情である。

では、どうすべきか?

ハローワークはブラック企業の集まりであるのは否定できないが、
募集に出された採用条件と実際の契約内容が違う場合、堂々と拒否し、不正があるとして、申告することができる。
ハローワークの良いところは、利益を求める会社組織ではなく、あくまでも公的機関であることだ。無理やり人を会社に押し込めるという発想がない。不正があれば拒否することで、どうこう言われることはないし、逆に感謝される。ハローワーク自身も、ブラック企業の対策に頭を痛めているのだ(ただ、いちいちチェックする人員が少ないだけ)。

もう1つの方法があるとすれば、会社の人事に、直接自分を売り込むということだ。

「ホームページには、募集していないって、あるけど?」

ここであきらめてしまうのが、間違いなのだ。
20年弱前、コナミに中途入社した我輩であるが、
当時、同社では募集はしていなかった。
ただ、経歴書、作品、そして自分をアピールする手紙を添えて、送付したのだ。

失業中、欧米への就職を考え、色々調べていたが、実はこの方法が極めて合理的であることを知った。

・企業のほうとして、わざわざ応募してくる人は「熱意がある」と考える。
・会社のホームページに募集を掲載するだけでも、ちょっとしたコストになる。
 募集を掲示せずとも応募があることは、コスト面でありがたい。

特に日本では、「募集がない=一切採用しない」と、最初から勘違いし、あきらめている人が圧倒的多数であるのに、あえてそこに一通だけ、応募しようという意思を示すことは、非常に目立つのだ。

無論、「うざい」とそのままシュレッダーにかけられるケースも否定できない。
だが、これはあくまでも個人の経験であるが、「一度会ってみようか」という気持ちになる。

ただ注意しなければならないのは、事前にその会社の経営状況を調べておくことだ。
経営再建で人が雇えないという理由なのか、あえて人を増やす必要はないが良い人材があれば欲しいと思っている企業なのかの見極めがないと、郵便料金と履歴書の手書きでの手間がもったいないだけになる。

また、自分の持っているものが何であるのか、全部すべて整理し、希望する会社の業態のどこに当てはまるのかということをシミュレートする能力が必要だ。
大根を作らせたら日本一という自負と客観的な実績があっても、目指す企業が漁業会社だったら、意味が無い。だが一方で、漁業会社だからこそ、この大根つくりのノウハウの何を生かすことができるのか、搦め手から考え、突撃するという発想力を鍛えるべきである。
それを発見できたら、挨拶の手紙に、その旨をPRし、職務経歴書には、相手にイメージさせやすい…つまり、社員として雇ったら、どういう仕事をしてくれるのかという「ことをイメージさせる工夫をしなければならない。



日本の就職活動の悲惨さは、杓子定規での攻め方と、偏った情報、「控え目」を美徳とする「恥」を知る文化にある。

一度落ちぶれたら、もう怖いものはない。
がむしゃらに、しかし、使い古した表現であるが、相手にインパクトを与え、「一度会いたい」と思わせるにはどうしたらよいのか、考える発想力が必要なのである。



就職内定率68.8%は政府のデマ 実際は50%を切っている模様



ひどい時代だ。
民主党をつぶさないと、日本がなくなる。
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