長らくこのブログを更新してなかった。
ツィッターでグダグダウダウダと何か喚いてたから生存確認はできてるんだろうけど、タイトルにあるように、こんな感じの旅行をしてた。
シンガポールには直接行かずに、那覇経由した理由は、ジェットスターが安かったから。
GW一日前であったことから、那覇へはマイレージが使えたから。
シンガポールが思ってた以上に過ごしやすい国だった。
とゆーか、意外なほどに多くのシンガポール人の知人友人ができた。
大昔、国際都市だったペナンの残り香が今でも街中に漂ってた。
KLのインフラが大幅に改善されて逆に混乱した。
色々と思い出深いことの多い旅行であった。
正直、行ってよかった。
特にシンガポールは、食べる所と寝起きする宿に気をつければ、そして一定以上の英語が使えるのであれば、意外なほど住み心地が良い。何よりも民族を問わず、懸命に自国を教えたいという彼らの気持ちを汲めば、面白いくらいのウェルカムを受けられる。
少しずつだけど、ちらほらをブログで何があったのか、時系列を無視して色々と書いていきたい。
今回は、全体の中で気づいたことをいくつか。
タブレット最強。
これは以前のブログで書いたが、もはやPCは不要だ。
8インチサイズで、音声会話も(完璧ではないが)できるSIMフリータブレットが一つあれば、旅行の半分は成功したも同然だ。
LCCの中で、時間を持て余すことがない。
GWだからだろうか、LCCに乗り慣れていない人たちが多く、降りた際に『退屈だった』とか漏らしてたのを聞いた。隣の席の人は我輩が動画を観てるを真似しようとスマホでABEMAを観ようとしてたが、できるわけがない。中には10インチのiPadで漫画を読んでた人がいたが、あれを街中で振り回す(?)のはリスキーだ。8インチ前後が完璧だ。
バッテリーがスマホより持つのが大きいメリットだ。
グーグルマップも見やすい。
今回初めて使ったGRABやUberで、数回ほど運転手から電話があった。タブレットに向かって大声で話す構図はやや滑稽であるが、音声に問題はなく、有効だ。
折り畳みのキーボードがあれば、最低限の打ち込みができる(旅行中に会社からの仕事を数点、これで済ますことができた)。
本当は絵を描けるくらいの繊細さがあれば…とは思う。
iPadプロや最新のSurfaceはそれができるが、前者は高いしSDカードが使えない、何よりも我輩はアップル社が嫌いだ(コナミ時代のトラウマが残ってるせいかもしれんがw)。後者は悪い選択肢ではないとは思ったが、値段が高く、しかも800グラム弱という重さがネックだ。
ASUSのタブレットは、完璧だ。
今回、やや試験的な感じで、初めてプリベートクレジットカードを使用した。
過去に数か国、プチ貧乏旅行をした際に、両替の面倒くささと手数料のバカらしさに痛感した身として、以前から知ってたいくつかのこのカードサービスを利用してみた。
結構使えた。
旅行前に、節約したお金を少しずつカード口座に入れておく。預けておくというこの行動が、高揚感を掻き立ててくれる。
両替商に並ばず、適当なATMから簡単に引き下ろせる。我輩の場合、空港である銀行のATMで無事に初めて引き下ろせたら、できる限り街中のその銀行のATMを使うようにしてた。
レートはそう悪くはない(手数料については、やはり少額だと損する)。
クレジットカードの機能もあるから、そのまま買い物できる(預けた金額以上は使えないので、スキミング被害を前もって避けることができるのが大きい。一度、やられそうになったことがあるからな…)。
預けるだけでなく、残高、クレジットカードで使った際の金額、瞬時にメールで連絡してくれる(これは本当に便利だった)。
ただし不便な点もいくつかあった。
ICチップのないカードであるため、VISAであっても、取り扱えない店が多々あった。差し込んでPINを押すのが主流の中で、確かに手書きサインを求めるのは、やや古臭いものがある。
日本円しか入金できない。まあでも、これは性質上仕方がない。
問題はカードの向き(説明書きをきちんと読まなかった我輩が間違ってるかもしれんが)。
我輩の使ったカードでは、カードの向きによって「国内入金」と「クレジットカード機能、現地引き出し」が違ってくる。
那覇で入金した際にATMが受け付けず、カード会社に問い合わせると『向きが違うぞ、愚か者』との回答があってな…まあ、やはり我輩が悪いのか。
VISAカードだと明記されていても、独特のデザインで、店によって「?」の顔をされた。
奇をてらわず、ある程度無難なデザインを選ぶようにしよう。
UberやGRABは積極的に使おう。
帰国後に使った金額を整理したら、驚いたね…一番長く乗ったのが、ペナンで20分ほど(確か、名物の「蛇寺」までだったか)。それでも1000円超えてなかった。
今回のこのサービスで、恒例の「KLのど真ん中で、何故かジャングル遭難する」ということもなかった。
そ、KLを散策すると、ほぼ毎回、「ジャングル」に迷いこみ、遭難しそうになる。
理由は、KLの独特な道路事情…目と鼻の先の建物であっても、横断歩道などなく、迂回した先に歩道が消え、グーグルマップのままに先へ進むと(ry
だが、このサービスのおかげで、それがなくなった。
現在地のおおよその場所が明示され、行きたい場所も運転手に言葉で伝える必要がない。
一点注意はGRAB…支払い方法について、時々デフォルトで「現金払い」になってしまうことがあるから、依頼する際に「クレジット払い」になってるか、アプリ上でチェックする必要がある。
いずれにしても、今回の旅行でこのサービスがあったから、疲れがひどく残っていない。
会話すれば、その国の意外なところを知ることもできたりする。シンガポールでの生活、マレーシアの選挙…。
LCC利用は止められない。
下川翁は『安いから仕方なしに』と書かれているが、我輩は慣れもある所為か、LCCのほうにすっかり慣れてしまった。
おかしな言い方だが、「お金で解決」できるドライさが、逆に合っているからかもしれない。
帰りはいつものエアアジア(KL~羽田)だったが、本や土産などで荷物が増えてしまい、KLCC内のショップでソフトキャリーケースを一つ購入し、そこに色々と詰め込んだ。
同社は一個換算ではなく、預入荷物の個数問わず合計での重量で、金額を算出するシステム。
20キロはデフォルトであるが、当然それでは間に合わない。
FEDEX等の事務所は、宿泊してたホテルの近くにあったが、平気で2万円以上の送料を要求してくる。
海外旅行で持ち歩いてる計りで二個分の重さを調べる。
合計、ぎりぎり40キロ。
タブレットでエアアジアのアプリを起動し、機内預入20キロ分追加。
後日、クレジットカードの請求金額を見ると、4000円もしない。
これで合わせて、国内旅行で気軽に使えるキャリーケースを新たな自分用「土産」として追加できた。
機内でのどが渇き、水やジュースとかを注文した。
ところが何故か、リンギットを空港で使い果たした(カヤジャムを買うのを忘れ、免税店で一瓶20リンギットのを二瓶と、コピを一杯)。
30リンギットからしか、クレジットカードが使えない。
どうしたかって?
30リンギット分のミネラルウォーターやらジュースやらコーヒーやらを注文。折り畳みテーブルの上がちょっと賑やかになった。周囲の視線がちょっと痛かったけど、エコノミークラス症候群になりやすい我輩の身体から、これしか選択肢がないんだよ。
でもこのおかげで、随分と楽に帰国の途につくことができた。
レガシーキャリアなら水を一杯くらいタダで持ってくるだろう。
だが、「金を払った我輩の勝利」という感じにさせてくれるLCCのほうに気安さがある。
んじゃあ、少しずつ書いていくかね。