上半身裸で、Sarombを履きたいという状況

  • 2018.07.16 Monday
  • 14:50

以前、チラっと紹介したことのある、マレーシアが誇る漫画家LAT翁の代表作「カンポンボーイ」...そのアニメ。

 

 

主人公のマット君はじめ、父親や友人たちが履いてるスカートのようなものが「saromb(サロン)」。

イスラームで失礼にならないように、上半身には何かを着たりするが、漫画の中のカンポン(村)では裸のままだったりする。

暑いから。

そのまま川まで行き、沐浴するから。

 

今度、KLに行ったら、買うんだ...

Jalan Tuanku Abdul Rahman並びにあるNAGOYAで買うんだ...

てか、日本は場合によっては、マレーシア式にしたほうがいいかもしれないんだ...

建物を高床式にして、涼しい恰好にして、午後3時に仕事を終えてさーw

 

 

それくらい、暑さにやられているので、日記が意味をなしていない(キュウ

 

同じものだったんだろうか

  • 2018.05.18 Friday
  • 21:21

JUGEMテーマ:旅行

JUGEMテーマ:グルメ

 

 

南洋の部落のどこのはずれへいってもみうける支那人の珈琲店がこの川岸の軒廊のはずれにもあった。

その店に座って私は、毎朝、芭蕉(ビーサン、バナナのこと)二本と、ざらめ砂糖と牛酪(バタ、バターのこと)をぬったロッテ(麺ぼう、マレー語でパンのこと、おそらくロティか?)一片、珈琲一杯の簡単な朝の食事をとることに決めていた。

 

金子光晴著「マレー蘭印紀行」内『バトパハ』の中の『霧のプアサ』より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翁が食してた「ざらめ砂糖と牛酪をぬったロッテ」はこれだったのだろうか。

いや違う。

これは日本の中でも知られ始めた、カヤジャムのトーストだ。

シンガポールのホーカーズやチェーン店、ペナンやKLの「支那人の」コピティアムではお馴染みのメニューだ。

バナナは置かれていないところがほとんどであるが、ペナンであれば、早朝のあちらこちらに八百屋の屋台があり、そこで買ってこれらの店に持ち込んでも怒られることはない(ただし、何か注文するのが前提で無論あるが)。

 

珈琲も日本で知られてるものとは似ても似つかないものとなってる。

これも知られてるが、コピと特別に呼ばれる。

濃く煮だしたどろどろの珈琲に、たっぷりの練乳や砂糖を入れて飲むというもので、普段からブラックで飲む我輩にとってはやや「下品」に思える飲み物であった。

だが、南方の暑さは、体力を徐々に消耗していく。

この甘いカロリーの塊を溶かしたかのような飲み物は、行く先々で必ず注文していた。

 

 

シンガポールの団地群の下には、必ずと言ってよいほど、雑多な屋台が集まったホーカーズと呼ばれるオープンエアの食堂街があり、どこへいっても必ず支那人が珈琲とカヤトーストを売る店があった。

そんなホーカーズへ行き、我輩は、毎朝、カヤトーストと半熟卵二個、コピ一杯の簡単な朝の食事をとることに決めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんと、毎朝食ってたね

 

粘つく暑さで、朝のこのセットは体力を支えてくれてた。

今の若いマレーシア人やシンガポール人は食べないそうだ。

確かにコピティアムにしてもホーカーズにしても、このセットを食べて、友人たちと談義してるのは高齢者がほとんどだ。

シンガポールのホーカーズでそんな引退した華僑たちにつかまり、日本の株は買い時かとかいろいろと訊いてきたが、我輩が彼らと全く同じものを食べ、同じものを飲んでたから、向こうも気安さを感じられたのかもしれない。

 

半熟卵に醤油を少したらし(マレーシアは薄口、シンガポールのは中華街でよく見かけるねっとりした甘く濃いやつ)かき混ぜたものに、カヤトーストをつけて食べると、日本にはないが、日本人の味覚のソレと似た懐かしい風味があって、なかなか美味い。

欧米の旅行者は、これを気味悪がってか、これを食しているのを見かけなかった。

ちなみに残った半熟卵をどうするのかと言えば、皿ごと持ち上げて、ズルズルと飲み干す。

どうもこれもまた気味悪がられるようだが、若い世代の間でも「おじいちゃんの食べ方」として敬遠されてるとも聞く。

我輩は堂々と啜ったが。

 

 

 

他に多くの美食があったのは確かであるが、どうにもこのセットは忘れられないものだ。

台湾の青草茶、豆花。

アメリカ南部のグリッツ。

それと似たものがある。

それだけのために、また行きたくなるというものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、ここが我輩イチオシの店。Old Airport Road Food Centreの中にあるToast Hut。ああ…また旅の虫ががが…。

那覇⇒シンガポール⇒ペナン⇒KL

  • 2018.05.13 Sunday
  • 09:53

 

長らくこのブログを更新してなかった。

ツィッターでグダグダウダウダと何か喚いてたから生存確認はできてるんだろうけど、タイトルにあるように、こんな感じの旅行をしてた。

 

シンガポールには直接行かずに、那覇経由した理由は、ジェットスターが安かったから。

GW一日前であったことから、那覇へはマイレージが使えたから。

シンガポールが思ってた以上に過ごしやすい国だった。

とゆーか、意外なほどに多くのシンガポール人の知人友人ができた。

大昔、国際都市だったペナンの残り香が今でも街中に漂ってた。

KLのインフラが大幅に改善されて逆に混乱した。

 

色々と思い出深いことの多い旅行であった。

正直、行ってよかった。

特にシンガポールは、食べる所と寝起きする宿に気をつければ、そして一定以上の英語が使えるのであれば、意外なほど住み心地が良い。何よりも民族を問わず、懸命に自国を教えたいという彼らの気持ちを汲めば、面白いくらいのウェルカムを受けられる。

 

 

 

少しずつだけど、ちらほらをブログで何があったのか、時系列を無視して色々と書いていきたい。

今回は、全体の中で気づいたことをいくつか。

 

 

 

タブレット最強。

これは以前のブログで書いたが、もはやPCは不要だ。

8インチサイズで、音声会話も(完璧ではないが)できるSIMフリータブレットが一つあれば、旅行の半分は成功したも同然だ。

LCCの中で、時間を持て余すことがない。

GWだからだろうか、LCCに乗り慣れていない人たちが多く、降りた際に『退屈だった』とか漏らしてたのを聞いた。隣の席の人は我輩が動画を観てるを真似しようとスマホでABEMAを観ようとしてたが、できるわけがない。中には10インチのiPadで漫画を読んでた人がいたが、あれを街中で振り回す(?)のはリスキーだ。8インチ前後が完璧だ。

バッテリーがスマホより持つのが大きいメリットだ。

グーグルマップも見やすい。

今回初めて使ったGRABやUberで、数回ほど運転手から電話があった。タブレットに向かって大声で話す構図はやや滑稽であるが、音声に問題はなく、有効だ。

折り畳みのキーボードがあれば、最低限の打ち込みができる(旅行中に会社からの仕事を数点、これで済ますことができた)。

 

本当は絵を描けるくらいの繊細さがあれば…とは思う。

iPadプロや最新のSurfaceはそれができるが、前者は高いしSDカードが使えない、何よりも我輩はアップル社が嫌いだ(コナミ時代のトラウマが残ってるせいかもしれんがw)。後者は悪い選択肢ではないとは思ったが、値段が高く、しかも800グラム弱という重さがネックだ。

 

ASUSのタブレットは、完璧だ。

 

 

 

今回、やや試験的な感じで、初めてプリベートクレジットカードを使用した。

過去に数か国、プチ貧乏旅行をした際に、両替の面倒くささと手数料のバカらしさに痛感した身として、以前から知ってたいくつかのこのカードサービスを利用してみた。

 

結構使えた。

 

旅行前に、節約したお金を少しずつカード口座に入れておく。預けておくというこの行動が、高揚感を掻き立ててくれる。

両替商に並ばず、適当なATMから簡単に引き下ろせる。我輩の場合、空港である銀行のATMで無事に初めて引き下ろせたら、できる限り街中のその銀行のATMを使うようにしてた。

レートはそう悪くはない(手数料については、やはり少額だと損する)。

クレジットカードの機能もあるから、そのまま買い物できる(預けた金額以上は使えないので、スキミング被害を前もって避けることができるのが大きい。一度、やられそうになったことがあるからな…)。

預けるだけでなく、残高、クレジットカードで使った際の金額、瞬時にメールで連絡してくれる(これは本当に便利だった)。

 

ただし不便な点もいくつかあった。

 

ICチップのないカードであるため、VISAであっても、取り扱えない店が多々あった。差し込んでPINを押すのが主流の中で、確かに手書きサインを求めるのは、やや古臭いものがある。

 

日本円しか入金できない。まあでも、これは性質上仕方がない。

問題はカードの向き(説明書きをきちんと読まなかった我輩が間違ってるかもしれんが)。

我輩の使ったカードでは、カードの向きによって「国内入金」と「クレジットカード機能、現地引き出し」が違ってくる。

那覇で入金した際にATMが受け付けず、カード会社に問い合わせると『向きが違うぞ、愚か者』との回答があってな…まあ、やはり我輩が悪いのか。

 

VISAカードだと明記されていても、独特のデザインで、店によって「?」の顔をされた。

奇をてらわず、ある程度無難なデザインを選ぶようにしよう。

 

 

 

UberやGRABは積極的に使おう。

帰国後に使った金額を整理したら、驚いたね…一番長く乗ったのが、ペナンで20分ほど(確か、名物の「蛇寺」までだったか)。それでも1000円超えてなかった。

今回のこのサービスで、恒例の「KLのど真ん中で、何故かジャングル遭難する」ということもなかった。

そ、KLを散策すると、ほぼ毎回、「ジャングル」に迷いこみ、遭難しそうになる。

理由は、KLの独特な道路事情…目と鼻の先の建物であっても、横断歩道などなく、迂回した先に歩道が消え、グーグルマップのままに先へ進むと(ry

だが、このサービスのおかげで、それがなくなった。

現在地のおおよその場所が明示され、行きたい場所も運転手に言葉で伝える必要がない。

一点注意はGRAB…支払い方法について、時々デフォルトで「現金払い」になってしまうことがあるから、依頼する際に「クレジット払い」になってるか、アプリ上でチェックする必要がある。

いずれにしても、今回の旅行でこのサービスがあったから、疲れがひどく残っていない。

会話すれば、その国の意外なところを知ることもできたりする。シンガポールでの生活、マレーシアの選挙…。

 

 

 

LCC利用は止められない。

下川翁は『安いから仕方なしに』と書かれているが、我輩は慣れもある所為か、LCCのほうにすっかり慣れてしまった。

おかしな言い方だが、「お金で解決」できるドライさが、逆に合っているからかもしれない。

 

帰りはいつものエアアジア(KL~羽田)だったが、本や土産などで荷物が増えてしまい、KLCC内のショップでソフトキャリーケースを一つ購入し、そこに色々と詰め込んだ。

同社は一個換算ではなく、預入荷物の個数問わず合計での重量で、金額を算出するシステム。

20キロはデフォルトであるが、当然それでは間に合わない。

FEDEX等の事務所は、宿泊してたホテルの近くにあったが、平気で2万円以上の送料を要求してくる。

 

海外旅行で持ち歩いてる計りで二個分の重さを調べる。

合計、ぎりぎり40キロ。

タブレットでエアアジアのアプリを起動し、機内預入20キロ分追加。

後日、クレジットカードの請求金額を見ると、4000円もしない。

これで合わせて、国内旅行で気軽に使えるキャリーケースを新たな自分用「土産」として追加できた。

 

機内でのどが渇き、水やジュースとかを注文した。

ところが何故か、リンギットを空港で使い果たした(カヤジャムを買うのを忘れ、免税店で一瓶20リンギットのを二瓶と、コピを一杯)。

30リンギットからしか、クレジットカードが使えない。

どうしたかって?

30リンギット分のミネラルウォーターやらジュースやらコーヒーやらを注文。折り畳みテーブルの上がちょっと賑やかになった。周囲の視線がちょっと痛かったけど、エコノミークラス症候群になりやすい我輩の身体から、これしか選択肢がないんだよ。

でもこのおかげで、随分と楽に帰国の途につくことができた。

レガシーキャリアなら水を一杯くらいタダで持ってくるだろう。

だが、「金を払った我輩の勝利」という感じにさせてくれるLCCのほうに気安さがある。

 

 

 

んじゃあ、少しずつ書いていくかね。

マレーシアの「Stand by me」で見つけたあること

  • 2015.05.15 Friday
  • 21:22
JUGEMテーマ:学問・学校
JUGEMテーマ:漫画/アニメ

 


以前日記で紹介したマレーシアの国民的漫画「Kampung Boy」。
実はこの漫画に続編があり、マレーシアにまず入った一番の理由が、これを探して買うことであった。

まあつまりそれほどまでに、我輩は遅まきではあるが、大変好きな漫画になった…というわけだ。














KLの紀伊國屋書店で、特別スペースが設けられていた。
「Town Boy」に限らず、LAT翁の他作品(社会風刺、ギャグ、何よりも急速に近代化するマレーシアの様子を面白おかしく描かれている)の本も買った。
ついでに…と言ってはなんだけど、マレー語の簡易教材も。
アルファベット表記であるのも理由の一つだが、会話やあちらこちらに見受けられるマレー語の文章…気のせいか「理解できる」ような感じがしてね…マスターは絶対ありえないが、暇つぶしがてらに学びたくなった。w



「Town Boy」…
教育のためと、また公務員であった作者の父が政府による住宅政策に乗っかる形で、イポーという街に10歳の時に移り住むところから話が始まる。
ここで親友となる華僑のフランキー、個性豊かな同級生たち、町一番のヒロインであるノーマとのデート、様々な行事、学業での悩み、休日にフランキーとつるんでの悪遊び、そしてやがてそれぞれに訪れる巣立ちの日…。

「Stand by me」ではないが、青春時代の楽しくも切ない話が綿々とつづられている。
さすがに名作だ。
最後のフランキーとの別れのシーンは、コマの一つ一つにおいて隙が全くないのだ。

また同時に、もう、日本にはこのような抒情溢れる漫画を描ける人は、いないのだな…と、少し寂しい気持ちにもなった。



だが読んでいて、もう一つ興味深い事に気付いた。
このコマだ。














数学の解き方に悩む高校生の作者(漫画では、マット)。
数学なんかやっても意味がない!僕は将来アーティストになりたい!…と叫んだ後、親友のフランキーはこう応えた(かなり端折った拙訳で勘弁w):



マット、おまえ絶対にアーティストになれるよ。
でもね…今やっているこの勉強が、ぼくらの将来、これからの土台になると思うんだ。
これらの勉強をしなければ、君はボンクラの将来性のないアーティストにしかなれないよ?




親友だからこそ言えた、厳しくも暖かいアドバイス。
フランキーのこの言葉について、我輩もかつての業界において、周囲で思い当たることがあまりにも多すぎて、胸に詰まる。



今回の2週間の旅行では、結局、マレーシアとタイしか訪れることができなかった。
マレーシアにおいて、同国のストイックであるが強い躍進力を感じた。
とりわけ教育に関しての取り組みへの国家国民全体のサポートが強烈に感じられた。
訪れた時期がそうだったのかもしれないが、至る所に奨学金制度に関する宗教慈善団体、職業団体、行政、個人による記念財団等の募集とプロモーションが行われていた。
学校に通うための靴さえも買えない生徒が、担任からの推薦を受けてある宗教慈善団体から奨学金を受け、マレーシアを代表する外科医になった映像を、よく見かけた。
駅プラットフォームや町の何気ないところにも、その手のポスターが貼られまくってた。
平日の朝から午後まで、街中に就業年齢層である児童や少年少女の姿を見かけることは一切なかった。
馴染みのロティ屋台のおっちゃんに何気なく聞いたら、学校に行ってるからだ、何をあたりまえのことを言ってるんだ?…と笑ってた。

いや、これは確かにあたりまえなのだ。
あたりまえの事なんだよ。
台湾でもそうだったじゃないか。
以前訪れた支那の広州でも、似たような光景があったじゃないか。あれはTV広告ばかりだったが。

優秀な才能を、国家、団体、国民が支える…国の形態によって違ってくるが、それはどこも共通しているはずだ。
ただ、偏った形で一芸のみを伸ばすことは、その児童生徒の将来を考えると、大きなリスクであるのは確かだ。
全方位的に一個の人格を整えることが、畢竟、国家に有用な人材へと発展する。
フランキーの言葉は、実にマレーシアの大躍進を象徴している。
またマレーシアという国は、比較的若い国であり、強力な既得利権が存在していないということにおいても、大きなアドバンテージがあるのかもしれない。



そ、タイと比較しているのだ。これは後日、日記で…。

取っちゃった…

  • 2014.08.28 Thursday
  • 23:36
JUGEMテーマ:旅行

チケット、取っちゃった。
来月、台湾旅行だというのに、来年のマレーシア行きチケット、取っちゃった。

 
馬鹿だろ、我輩。


でもね、理由があるんだ。
後日、日記でちょっと伝えるけど、今勤めている会社で我輩個人に関係する動きがあって、お祝い?…うーん…お祝いというより、なんだろね。

 
現実逃避、だな。



結婚できんわな、何かあるとこうも海外へプチ貧乏旅行する悪い癖。
今までなら台湾メインだったのだが、今後は東南アジアとか観て、触れ、嗅ぎ、味わい、感動したいのだ。
心臓の問題?
事故リスク?
もうここまで来るとね…生死とかどーーーーでもよくなってきたような気分なんだわな。



さて、行きのチケットは買えた。
ちょっと驚いたが、残り座席が殆どなかったこと。
みんな、考えることは同じなんだね…。
ところが帰りのチケットはまだ。
あっちこっち行きたいからというので、帰りはどこから…てな感じでまだどこの航空会社のも予約していない。
夢がひろがりまくりんぐ〜♪  てな下卑たネット言語を使いたくなるくらいに、ここ最近、現実逃避を繰り返している。

旅行は計画するところから、既に高揚感が高まるわけであってね。

で、だ…
どうしよ。
マレーシア、一周する?
バトバハで詩人の夢を慕うか?
クアラトレンガヌで、ハリマオが誕生したきっかけとなったお墓へ詣でる?
クチンの猫博物館に、全自動ネコミミを寄贈する?
ジョージタウン?…リア充しか居なさそうで、我輩を泣かせるつもりか。

マレーシアにこだわる必要はないが、マレーシアのあの雰囲気が大好きだ。
暑いがマラッカのような沿岸部へ行くと海風が心地よい。
物価も安い。前回の旅行では、宿代を抜かせば、交通費込みでも一日2000円を超えたことは一切なかった。平均して1000円ちょっと。
料理も美味しい。我輩が愛してやまないアラビア料理も安く食べられる。
何よりも英語が使えるのがうれしい。

で、地図を見ると…
ああ…英語使える国が、近くにあるな。

シンガポールとフィリピン…か。

シンガポールはなあ…物価がなあ…。
であれば、フィリピンへ行くか?
パナイ島のイロイロで、おにおこーするか?
いや、そのネタはいいとして…



考えてみたら、これらの国々も、大航海時代の夢の跡なんだな。
昨年、マラッカ海峡の夕日に我忘れて泣いたが、そうだな、そっちの目的で一丁、渡ってみるとするか。



にしても、ホテル代、どこも安いな…さすがにドミは無理だとしても、シャワートイレ共同で、1000円もしないとは。
あ、シンガポールだけ例外だな…。

原風景の漫画を持つ国は幸いである

  • 2014.07.12 Saturday
  • 21:10
JUGEMテーマ:漫画/アニメ

「外国人にマレーシアのことを知ってもらいたければ…自分なら、ラットの『カンポンボーイ』を読んでもらうね」

 

同書解説の出だしに、このようなことが書かれていた。
我輩はこの本を、昨年のマレーシア旅行で知っている。
魅力あふれる背景と、歯をむき出しにしていろいろと言い合うマレーシア人の日常生活を描いた漫画だ。
何故か買わなかった。
マレー語だらけだったから…てなると、例の萌え漫画はなんだ…ということになる。

先週、有明ビックサイトでコンテンツ制作展示会と並んで、世界の書籍を展示するイベントがあり、偶然そこで最新翻訳版を見つけ、迷わず購入した。

「おお、この漫画を知ってるのか」

とマレーシア人の係の人が笑顔満面で本を袋に包んでくれた。
他にもマレーシアに関する本とかも購入したら、責任者らしき人と一緒に写真を撮る状況になってしまった。
帰国後、同国の文化庁とかの広報に、我輩の姿が印刷されていることになるんだろうな、まあ、大変名誉なことである。

作者LAT、本名モハマド・ノール・カリドは1951年にコタバルで生まれた。
幼少のころから漫画を描き、13歳の時に初の単行本「友達3人組」を出版、以後、マレーシア、並びに東南アジアにおいてもっとも人気のある漫画家として活躍。

この「カンポンボーイ」は1979年に初めて出版された自伝漫画。
マレーシアの地方における日常生活、マレーシア人が生まれ育っていく様子を、郷愁こめて描かれた作品で、テレビアニメ化され、1999年にはアヌシー国際アニメーション映画祭で受賞した。

これらの活躍で、マレーシア、ペラ州のスルタンより称号”ダト”を授かった。



確かに和訳ではなければ、理解できないところがある。
台湾の漫画家が出版した漫画を読めば、漢字で書かれていることもあり、大体の内容を把握することができる。
しかしマレー語となると、さっぱりだった。
読んでみて、なるほど、マレー人の人懐っこい、優しさがどこからきているのか、なんとなく理解することができた。
多民族国家であるが、実際は多数派のマレー人、その他華僑と印僑で構成され、同じマレーシア人であっても、明らかな違いがあり、少し戸惑ったことがあったが、マレー人とは一番仲良くなれた。
何故かは一年間判らなかったが、この漫画を通して、なんとなく理解できた。

人生の流れ方が、過去の日本のそれと、非常に似通っているのだ。
人生の流れ方が似ていると、モノの考え方も似通ってくるようになっている。
そしてそこに見られる、人生における倫理もまた、似たような形で熟成されていく。



この漫画の通り、村で生まれ育ったマレー人はどのくらいいるのだろうか。
今はおそらく、都市部で生まれ育つことのほうが多いだろう。
だとすれば、これはやや古い話であるのかもしれない。
だが、幸いなるかな、マレーシア…彼らには、マレー人としての原風景が纏められた漫画「カンポンボーイ」があるということを。

原風景は個人のストレスを和らげるに必要なものだと、大学在学中に社会心理学の講義で学んだことがある。
拡大すれば、国民としての原風景を有することは、いかなる困難にも立ち向かえる勇気を持った国家となる。
それを記録記憶するための方法は、なんでも良い。
漫画でも良いのだ。

「カンポンボーイ」は、マレーシアの原風景を納めた漫画である。マレーシアは幸いである。
日本もまた、時代の流れに沿って、原風景を納めた漫画が市場に登場する。
「サザエさん」の内容が古くなりかけた頃に、「ちびまる子ちゃん」が登場し、「団地どもお」が次のステップに入ろうとしている。原風景は変化しないが、納めるコンテンツは進化しなければならない。
だが、何よりも最初のコンテンツができないことには、先に進まない。



マレーシアは良い国だ。「カンポンボーイ」があるというだけで、幸いな国だ。
マレー語を少しだけ学んでみようかな。
 

よーし…今年は回遊するか

  • 2014.01.10 Friday
  • 21:42
JUGEMテーマ:旅行

昨年のマレーシア、マラッカへの旅行で、体調を完全回復したわけで…
てか、日記や年賀状とかに書いたけど、我輩はどうやら、旅行をしなければダメな体になってしまったようだ。
ふはははは〜♪ やはり旅は良いものだ〜…って、おんなじことを繰り返して書いているが、決してボケたわけではない。
いや、心臓がダメだと、脳みそに血液が行かず、思考能力がおかしくなるものではあるが、まあ聞いてほしい。

今年も行きたいのだ。

「勝手に行けば?」

うん、まあ…そうなんだけど…単に浮かれている中年のおっさんのたわごとだから、もう少しなんというかその、少年のハートを未だに持ち続けているこの冒険心を讃える黄色い声があってもってああこう書いている自分がみじめになっていくからいいよもう…

まあ、準備段階から、旅行ははじまっており、これが毎日の生きがいになっているんだから、笑っておくれ。



さてさて、エアアジアはLCCなのに、それほど厳しい乗り物ではなく、KLのLCCTでの過ごし方も学んだ我輩として、再度、マレーシアか、あるいは東南アジアのどっかへと挑戦したいというものだ。

基本はLCC。

日本国内移動に関しては、マイレージを使っての移動は可。
本当なら、マイレージを使いたいところであるが、どうして片道のみは認められていないんだろうなあ。
国内線はOKなのに。
ま、これで関西空港は許容範囲となった。



さて、どうプランするか。
今年は周遊がテーマ。



最も有力なプランは、KLまで移動し、コナキタバルへ。
そしてそこから台北行きに乗り、成田へ帰る。
年に二回台湾というのもどうかと、一部からは呆れた表情をいただいているが、一番確実なルート。
本当は”猫の街”と呼ばれているクチンへ行きたい所であるが、同じボルネオ島なのにバスは殆どなく、飛行機での移動しか手段はない。しかもクチンからは国際線が出ていない(一度KLに戻るという非効率さ)。
で、コナキタバルは…調べれば調べるほど、リア充しか行ってはならないという観光地…。

いっそ、同地のリゾート地で、ゆーーーっくりと羽を休めるという手もあるが…夜中、あっちこっちからギシギシアンアン聞こえてきてくるとのこと。


            ('A`)  …



他を考えてみよう。
あまり気が進まないが、ソウルや上海、香港まで行っているLCCに乗り、そこから移動するという方法だ。
もしかしたら意外な国へ行けるかもしれない。



えっとまずソウル(仁川空港)を調べると…

ティーウェイ…タイ・バンコクまでの航路があるのか。
日本代理店がある…って…ソウル行きの便しか紹介してないのか。
英語サイトは…ない…。
…仕方がない…朝鮮語についての読み方は分かる。意味は分からないが、少なくともゆっくり音読すれば…ああ、これか。
えっと…これが…たぶん「インチョン」だろうな。
で…「バンクク」?
…ああ、バンコクのことか…何度見ても、吐きそうになる、この文字は…
うーん…約300,000ウオンでは、あまり美味しくないな。却下。



で、次は上海。外に出たら、真っ先に公安によって不当逮捕され、翌月、死体博物館に謎の心臓と共に飾られる恐れがあるが、一応調べてみよう。トランジットの中に入ってもダメなような気がするが…。
そういえば2つ空港があったんだよな。

…ない。
おおおおお?
LCCはあっても、全然うまみがない。
直接日本から行くことができる所ばかりだ。

で、鹿児島県知事は、相変わらず馬鹿か?



えっと…香港。
滞在するには高いところだが、ここへのLCCのピーチが就航したばかりだ。
ここからならば…タイ・エアアジアでバンコクか…。
エアアジア、色んなところで暴れているなあ。タイ直行のLCCが出てこない理由は、エアアジアの存在があるからって、どっかのニュースにあったような記憶が。
調べてみると…お、一万円強か。しかも昼着。うん、悪い選択肢ではないな。
となると、こういうルートもあるな。

香港エクスプレスで成田から香港へ…って…いいかげん、オンラインを整えてくれよ…英語でやっても、成田空港が表示されないし…。
んじゃあ、逆に行ってみるか?

エアアジアでKLまで行く。
直接遠距離バスで、ペナンまで移動…いや、国内航空で素直に移動したほうが良いかもしれん。7時間、バスに揺られる自信がない。
ペナンも一度行きたい場所だったし、観所も多い。
ランカウイ島までフェリーで行くというのも良さそうだ。
その隣のパンコール島には、悲しい大航海時代の足跡もあるし。
調べるとここまでは、2万円ちょい。

で、香港エクスプレスを調べると…おおおおおおおおおお???米国ドルでの支払いだが、50ドルちょい???
これも悪い選択肢ではないねえ。
コナキタバルで煮え煮えグツグツするよりも。
で、香港にて一泊して、帰国。

…ん?
機中泊?
羽田には、朝の6時到着???

てことは…羽田空港から会社まで直接行けって?

これはちょっと…うーん…。
そうだ…ペナンからたとえば台湾への飛行機とかあれば…チャイナエア…あかん…。



あ…もうすぐマイレージで、フィリピン・マニラへの往復チケットが入手できるな。
一昨年、同じことを言ってたような気がするが…ちょっと調べてみるか…。



…パプアニューギニア…ポートモレスビー行き?





 「山本提督が着任しました〜♪」





…いろんな意味でアウトだwwww
てか、それ以前に治安が最悪なんだな、パプアニューギニアって。
世界10大犯罪都市、ヨハネスブルグ、ポートモレスビー、カラカス、カラチ、バグダッド、ダマスカス、サンパウロ、マセイオ、アカプルコ、足立区(サイゴマテ

…やめておこ。
うーん…リヤド行きがあるが、ムスリムじゃないと入れないしなあ…懐かしい地名で、涙が出そうになった。
あ、ベトナムへ行くという手もあるか…。
ホーチミンシティに入り、ハノイまで鉄道の旅。

…時間がねえなあ…。




というわけで、しばらく会社とかでニタニタしているかもしれないが、それはあーだこーだと考えているためなので、よろしく。w

なんかこれほどゆったりとした年末もないな…

  • 2013.12.29 Sunday
  • 22:04
JUGEMテーマ:日記・一般
JUGEMテーマ:旅行

年末年始、テレビなぞ観るつもりはないし、じゃあDVDでも借りようかな…と、検索したら、おやおや…車で5分の所にツタヤがあったとは。
朝、そこで色々借りて、すぐそばの京王スーパーで買い出し。
車が汚れているから、吉祥寺近くの洗車センターまで走り、帰りに給油。
なんだかんだとまだ昼前という。
そだ、掃除をしよう…食卓の上に積み重ねられたDMとかを全部シュレッダーに。
床に落ちてる本などを棚におさめ、埃をふき取る。
夕方となり、ゴミ袋2個分完成。
早めに入浴し、愚父がまたキチガイ発作を起こしたことを知り、夕食を食べて、くつろぐ。

なんか…これほどゆったりとした年末もない。
何というか…良いものだ。
いつもは、もっとこう…せわしなかったような気がする。
コミケの準備も整った。
松飾は既に飾り付けた。
洗濯物も全部片づけた。
実家に帰る準備もできた(都内だけどね)。
せりなさんからのデータは、年明けに拝読することに。
「大航海時代オンライン」の最新パッチもあてた。



…あと、何をすればいいんだ?



うーん…「良いものだ」と言いながら、こういう展開はもしかして、生まれて初めてかもしれん。
素直に寝れば良いのかもしれんが…​いや、それではつまらんな。
法務の勉強でもするか?…うーん…少し仕事から離れたい。
ああ、PCの中身を整理しよ!メールも随分とたまっているからなあ…いっきにデリート!
んで、ウィルスチェック!











17個も見つかったよ…感染してなかったのが、せめてものの救いかもしれんが、にしても随分としつっこいもので。



ああ、そうだ。
今から旅行計画でも立てるか。

心臓病を和らげる薬はこの世にたくさんあるが、我輩の場合は旅行だ。

「山本さん、心臓病なのに、旅行に行きすぎじゃないですか?」

…と、先日、K君が我輩を気遣ってくれたが、旅行はやはり良いものだ。
海外旅行は一番良いが、国内旅行も、今年の夏休みに行った呉・鹿児島慰霊の旅において悪いものではないと分かった。
今から来年、どこへ行くかについて考えよう。
プランを立てるというわくわく感は心臓に良いものであるし。



来年は思うことがあって、伊勢神宮参拝へ行くつもりだ。
今年は遷宮だということで、おそらく混雑しているだろうから外した。
小学校5年生の頃に親に連れられて参拝したが、人生折り返し地点、感謝をこめて参拝したいものだ。
調べると、おお…深夜バスがあるんだな…あとは行く時期か。



台湾旅行は来年も。
ゴールデンウィークであっても、外資LCCはぼったくりをしないからありがたいものだ。



で、あとは夏休みか…。
コミケに受かるか否かによるが、受かったことを前提に考えるか。
三日目は2014年8月17日。
会社の全体夏季休暇がはじまるのは、13〜15日…うーん…これを後にずらすとかしてくれる制度になったら、もうちょっと遠くへ旅行に行けるんだけど…。
これに二日間休暇がプラスされる。
となると、9月か…敬老、秋分…10月なら体育の日、重ねれば4泊5日…微妙に足りないなあ…。
せめて1週間であれば…年休を余計にとると、今の職務上(秘書)、にらまれるからなあ。



…となると、マレーシアか?

マレーシアでの注意事項とか移動手段などについて、今年、大体理解できた。


バス移動
エアアジアの天下
ICDを埋め込もうと、問答無用でゲートを通される


最後の項目について、生命の危機を感じたぞ、まったく。

でも、マレーシアでいいかな。
日記にも書いたが、お金を使う国ではないから財布に優しく、料理も美味、皆さん優しく人懐こく、英語が使える。
何よりも気温が比較的高いので、心臓への負担もない(脱水症状だけに気を付ける)。
てか、前夜機中泊というのがポイント高いw

ただ、クアラルンプールに長くいるということはしたくない。
悪い所じゃないけど、比較的新しい首都であるためか、観光スポットが少し足りない…てか、前回の旅行では、到着したその日のうちに、予定してた全スポットを観て回れたからな。



(まあ、インド人タクシードライバーとのボリウッド映画アクションは想定外だったが)



KLに到着し、そのまま長距離バスに乗るか…あるいはエアアジアの国内線に乗るか。
空港近くのホテルに一泊して、移動するというのも良いな。
さて、ガイドブックを読むと…



クチン…ネコの街か。
あるいは、コナキタバル…サバ王国。
いっそ、ブルネイ・ハシミテ王国へ移動という手もあるな。
上3か所は、東マレーシアだから、どのみちエアアジアとか利用しなければ。
検索すると…



KL→クチン      96MYR 約3,000円

KL→コナキタバル   126MYR 約4,000円

KL→ブルネイ     183MYR 約6,000円

KL→台北       269MYR 約8,000円



おい、最後。w



ハブにふさわしい場所にあるなあ…つくづく、マレーシアは。
惜しいのは、日本とのアクセスについて、クアラルンプールのみというところか…。
たとえばコナキタバルと成田とかを結ぶルートとかあれば…

あ…そか。

別にKLに戻らなくても、行った先から台湾なりを経由すればいいんだ。w



台北とクチン、もしくはブルネイの直行便は、エアアジアにはないんだな。
コナキタバルだと、274MYR…8,000円くらいか。東京大阪より安いのって、すごいな。
あるいはコナキタバルから香港という手もある。これだと382MYR…って高いな、おい…あ、香港の空港利用税の所為ね。



LCCって、頭の体操として使えるというメリットがある。
あーだこーだと調べるのが、何ともいえず楽しい。
よし!
コナキタバルにしよう!

…と思ったが、マレーシアについて、二か所、どうにも気になっているところがある。

一つはバトゥ・パハ。
流浪の詩人・金子光晴が愛してやまなかった火炎樹の街。
廃坑となったスズ鉱山の夢のあと。
ざらめ砂糖とバターを塗ったパンを朝食に、いつまでも滞在してたというその街のどこに、詩人の魂が奪われたのか。



そしてもう一つは、クアラ・トレンガヌ。

 

ハリマオこと谷豊がマレーシアとマレー人を愛した原風景の街とは、どのような所なのか、観ておきたい。



うーワクワクしてきたぞおおおwww
 

いつか、マレーシアから、「きらら」漫画家が出ることを祈る

  • 2013.12.16 Monday
  • 21:18
JUGEMテーマ:漫画/アニメ


「おや、それは娘さんへのお土産かい?面白い本だよ、それ」


クアラルンプールのUTCバスターミナルの売店で、ある本を買った。
はっきり言って、まさかマレーシアで、自国産の漫画本があるとは信じられなかった。












売店のおばちゃんが、たどたどしい英語でニコニコしながら、代金と引き換えにそう言いながら渡してくれた。
我輩は、「ええ、娘がファンで」と嘘をついた。
娘なぞいないし、結婚してないし、そもそもこの漫画そのものに興味を持ったのは、この不細工オタ男だから、もし内情がバレたら宗教警察にしょっ引かれることも致し方がないかなー…と。
幸い、我輩はイスラームに改宗していないから、セーフだとは思うが、別の意味で心が痛い…というか、根本的な意味で痛いよーw

タイトルは「Lawak Ice Cream Baby Sweet」。
出版社はGALA UNGGUL RESOURCES SDN. BHD.社で、ブランド名はGEMPAK STRAZ
幅広く、色んな漫画本をマレーシアで展開しているようだ。

漫画家の名前はKarya Neko…ネコとあるが、華僑系マレーシア人らしく、随分と若い女性漫画家のようだ。
内容は、仲良し三人組のミント、ヴァニラ、チョコラが学校などで起こす日常的騒動をコミカルに…
何となく、日本における萌え4コマ(「きらら」など)を意識しているのかな…と思える。
あー…でもないな…主役3人組にはそれぞれボーイフレンドがいるという設定だから、むしろ少女ギャグマンガの方向かもしれない。

全部マレー語。
でも、絵の流れから、大体の意味が分かる。
で、普通に面白いんだ、これがw
「きらら」などで、時々意味不明のシュールでもなければ、外し技で強引に笑わすというものでもない、正直言ってつまらない漫画が連載されることがあるが(あえて言わんぞ)、この漫画は、ナチュラルに笑えるから、侮りがたい。
絵は…うーん…頑張っている…というのは分かる。
でもねー…このまま続けていけば、もしかしたら…と思えるんだよ。
この漫画家だけでなく、現地の紀伊國屋書店でも確認したが、なかなかどうして、将来、「きらら」デビューするんじゃないのかなあ?…という漫画本があったりする。

考えてみたら、マレーシアならその可能性があると勝手に思ったりする。

マレーシアは、マレー人を中心としたイスラーム国家である。
ブミプトラというマレー人優遇政策が行われ、多民族他宗教であるが、精神基盤にあるのはイスラームである。
華僑や印僑は正直なところ冷遇されていたが、それぞれがそれぞれの文化基盤において、マレーシアに忠誠を誓い、それぞれの労苦をもって国の中へと根を張っていった。

イスラームを土台とした国家は、文字を優先し、絵を忌避する傾向がある。
サウジアラビア王国等は、人間が印刷されている写真ポスターにモザイクをかけているくらいだ。
偶像崇拝を徹底排除する宗教基盤において、それを非難する資格は、誰にもない。
だがそのために、どうしてもそれに関連して、日常生活におけるベクトルが違ってくる。

テレビゲームやアニメなぞ、偶像である以前に、ムスリムとしてやるべきものではないという考えがある。
イスラーム世界における生活時間の概念として、3つ存在する:「シュグル」「ラアブ」「ラーハ」。

「シュグル」とはいわゆる、労働である。
イスラームでも旧約聖書の「創世記」が聖典として尊ばれているが、アーダーム(クルアーンにおけるアダム)とハッワー(クルアーンにおけるイブ)が楽園から追放され、日々の糧を得るために労働しなければならないということから、労働とは神からの罰、必要悪という考えがあり、誤解を恐れずに言えば、尊ばれていない。

「ラアブ」とはずばり、遊びを意味する。
子供がするものであり、成人がやるべきことではないし、恥ずかしいこととして軽蔑される。
テレビゲームをしたり、漫画を読んだりアニメを観たりすることも、「ラアブ」として扱われる。
子供がそれを楽しむは良いとして、「ラアブ」に値するものを、大人が作るということ自体も、実際のところ軽く見られる。
もっともそれが、お金に結びつくという「シュグル」に属するものである…でなければ、サウジアラビア王国も、職業訓練事業に進出したりしない。

そして「ラーハ」という考え…これはどう翻訳して良いのか…”ゆったりとくつろぐ”という意味が近いが、休息以上にイスラーム教徒として一番重要な生活時間だとされる。
ゆったりとくつろぐ、家族団欒を楽しみ、友人との会話を楽しんだり、礼拝や瞑想、詩作、歌を歌う、楽器を奏でる、おいしい食事を摂る、断食後の祭りを楽しむ、教養を深めるために学問を修める、旅行をして世界への視野を広げる…という、要するに「シュグル」では得られない人生を充実される時間、「ラアブ」のような時間を無駄遣いをしないということが、「ラーハ」の中にある。

当然、漫画を読むという選択肢はない。
ゲームをプレイするということもない。

クアラルンプールを歩くと、確かに台湾や香港などで見られた、オタ系の店は殆どない。
KLのアキバと呼ばれるテナントビルを覗いたけど、












のような店舗が、3店舗もなかった。
しかも、殆ど客の出入りがなかった。
地元のマレー人高校生が、「ワンピース」のゾロのフィギュアに興奮してたが、他の萌え系は埃をかぶってた。












有名な「東京」を模したテナント群にも、1店舗、ねんどろいどとかが売られている店があったが、10分間、前に佇んでみたが、客が入っていく様子がなかった。
店長は華僑らしかったが、暇そうにしてたのが印象的だった。

大多数の前では、ビジネスとして難しいものかもしれないが、イスラームに改宗しない華僑としては、我慢できるものではない。
前述の店長に訊いたところ、10数年前から華僑が中心となって、台湾から漫画やDVD、ゲームなどを買い付けており(…それって…海賊版?…と訊きたかったがやめたw)、そこから少しずつ認知はされるようになったが、まだ少数派だとのこと。
また、売れるためには、マレー人を軸に品ぞろえを考えなければならない…萌え系は、さっぱり売れない…らしい。
でも、小さいながら、やはり強いニーズがあり、華僑系が中心になって、色々とマレーシア製のコンテンツを作っている。
ただ輸入するだけでない。
自分たち独自のモノを作ろうとする意欲と実行力こそ、侮れないものがある。

この漫画も、その流れから出てきたものであろう。

もう一度中身を見ると、マレーシアっぽくない設定がある。
イスラーム国だが、さっき書いたように、ボーイフレンドガールフレンドという設定。
お弁当のシーンがあるが、キャラ弁。
途中でどーみても、セーラー服が…。

日本のコンテンツへの憧れがある。
それは悪いことではない。
そしてその憧れをもって、制作を続けていけば、堂々と渡り合えるコンテンツができる。
少数派であろうが、問題は数ではない。
言葉が判らなくとも、面白いと感じられるその将来性に、強い期待を抱きたい。



…これってある意味、マレーシア版の「坂の上の雲」なのかな。w
 

マラッカセントラルバスターミナルについて

  • 2013.10.24 Thursday
  • 21:59
JUGEMテーマ:旅行

久々にマレーシアネタを。

KLのバスターミナルばかりが有名で、マラッカなどの地方都市についての情報があまり多くないのはどうかと思う。
とりわけ、マレーシアでは長距離バスが主要交通手段。
列車はあるにはあるが、これは後日紹介するが、時間という概念がないのは確かだ。
何せKLのどまんなかを走るコミューターでさえ、ホームにて表示される時間通りに入らないどころか、数本すっぽかすくらいのすごさ…KLセントラル駅とかに何故か日本語表示が多かったが、こういう運行システムについては、無償でもいいから教えるべきじゃなかったのかとブツブツブツブツ…。



さて、KLから2時間弱でマラッカセントラルバスターミナルに到着する。
大航海時代をイメージして、鎌倉のように古い町並みとかそんな感じだと思ってたが、マラッカは先日日記にも書いた通り、新しい町と古い町に分かれてて、このバスターミナルは新しい町の中にある。
雰囲気は日本で言えば、やや草臥れた地方都市。
マレーシアの自動車メーカーであるプロトンの城下町みたいだ。
話では日本企業も結構多く進出しているらしい。
だからイオンがあったりするのか…よりによって、毒食のPBを出す所が出てくるんなよ…。



到着したら、荷物はやはり自分でバス下部のトランクから取り出そう。
しかもここマラッカでは、停留所に係の人がいないものだから、自分でトランクを開けることになる。
我々は、運んでもらっただけについて10リンギットを払ったのだ。こういうことは、自分でやらなければならない。
日本だけ過剰なんだよなあ…。

で、ここで必ず、どこからともなく

 「タクシー!タクシー!」

との呼び声があるが、決して顔を向けてはならない。
白タクの類だし、英語やマレー語に堪能でなければ、ボったくられる。

じゃあ、どうするか。
ここから歩く?
馬鹿言っちゃいけない…旧市街まで車を利用すると、10分弱かかる。
結構遠いのだ。
あと、バスがない。
あるとは思うのだが、旧市街へ移動するには、やはりタクシーしかないのだ。

とりあえず、バスターミナルの建物の中に入ろう。
かなり古い建物であるが、なんと、ちょっとしたモールになっている。
しかも、KLにあるモールとか違い、地産地消、地元の商店街のノリで、色んな日常雑貨品などが売られている。
















イスラームに関する宗教用品店も2店舗あった。
こういうところでお土産を買うというのも、良いかもしれない。
店員、すごく親切だったし。
ただ、ムスリムじゃないのにじゃないのに、この帽子を買うのは、あまりお勧めできない。
だって、あっちこっち観光したいでしょ?
道教の寺院、キリスト教の教会…ムスリムの恰好で入るのは、遠慮しよう。
で、ここでは、イスラーム音楽のCDを買った。

あとね…
















PS2、PS3を弄って、裏がキラキラ光っているDVDR、ブルーレイのコピピピが遊べられる仕様に…
うひゃー…

でも、マレーシアって、ゲーム人気が全然ないんだよねえ…
まあ、これについても後日。
そんなわけで閑古鳥が鳴いてるのを写真に収めたら、店員に睨まれたよw



ああ、ブラブラ買い物をするんじゃなかったな。
えっと、とにかく公認(?)されているタクシーを利用する。

で、上を見るとこんな案内板が…
















Teksi Domestik (要するに市内タクシー)

マレー語って、XをKSにしたり、CをKにしたり、音に対して素直にアルファベットをあてるから、なんか微笑ましいんだよなあ…。

これを目指そう。
すると、ターミナルの外れまでくる。
そこで、マレー語で何か怒鳴っているカウンターを見つけることができる。





















怒鳴っているように聞こえるが、タクシー運転手の手配の声だった。
ここらへんは、おっちゃんがワンサカいるが、全員、タクシーの運転手。

とりあえずカウンターのおっちゃんに

 「マラッカ オールドシティ」

とか言えば、通じる。
そうすると

 「OK!20リンギット!」

と返事があり、近くの運転手を怒鳴るようにして呼ぶ。
20リンギットと決まっているらしい。
まけるということはない代わりに、ボったくられるということもない。
まあ、いわゆるクーポン制タクシーのようなもんだね。クーポンは出されないけど。
運転手がとぼとぼ来て、一緒に来い…て感じになるので、後をついていくと、タクシーが停まっている。
トランクを開けてもらい、自分で荷物を入れる。
あとはドアを自分で開けて、後部座席に。
行きの時は疲れた華僑系で、帰りはマレー人だった。
往復、無言だったが、まあ、そんなもんだろ。

旧市街まで10分弱。
とりあえず、ガイドブックで必ず掲載されているピンク色の教会前、あるいはツーリストセンターで下してくれる。



で、帰りは、流しとか止まっているタクシーをつかまえる。
その前に運転手に、いくら?…と訊く。
20リンギットと返ったら、乗ろう。
そ…メーター制ではないのだ。泣こうが喚こうが20リンギット。

マラッカバスターミナルに到着したら、KL行きのチケットを買うわけだが、KLのTBSと違うのは、カウンターが一本化されていないということだ。
あらゆるカウンターが円形状にズラーーーーっと並んでおり、一つ一つ、各カウンターに掲示されている時刻表と値段、バスの内容(4列3列とか)を比較して、コレというところで買う。
















今度はKKKLなる会社のを。
13.4リンギットとやや高いが、3列シートで遠慮なくリクライニングしたかったことと、食事する時間を考えて、ちょうど良い時間だったから。
















それにしても、KLよりも実はここマラッカは、長距離バスを利用するのに、良い場所なのじゃないのか?
イプー、セレンバン、シンガポール行きのバスが結構安い。
LCCTのバス乗り場に、マラッカ行きのバスがあったのだが、なるほど、今度はKLに泊まらず、直接マラッカに来てから、次の目的地に行くという手もあるな。
そういえば、このバスターミナル周辺には、数多くの安宿がある。
旧市街と違い、観光する場所は皆無に等しいのに、はじめ、なんでこんなにあるんだろう…と思ったが、合点いった。
















カウンターの裏側に行くと、売店がズラーーーーーっと並んでいる。
日本で言えば、キオスクなのかもしれないが、大きな違いは、各店舗、個人商店なのだ。
チェーンのマクドナルドがあるが、食堂関係は殆どが同じく個人商店。

さっきも書いたが、ここはショッピングモールというより、屋内型商店街。
こういう所に、強い旅情を感じるのは我輩だけではなかろう。

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