我らのモーゼの一周忌に際して

  • 2021.07.30 Friday
  • 21:23

JUGEMテーマ:台湾

 

蔡英文総統はじめ、多くの自由世界の筆頭におられる方々が、偉人に対して祈りをささげた。

弱卒の我輩も共に頭を垂れ、偉大なるモーゼの死からの一年に、思いを至らせよう。

 

アウトドアの画像のようです

 

 

 

合掌。

 

 

 

海を越えて...すげぇ...

  • 2021.03.03 Wednesday
  • 21:34

JUGEMテーマ:台湾

 

今日、ちょっとした出来事があってね…思わず漫画に描いちゃった…。

 

 

 

 

モルカー(天竺鼠車車)すげぇ…とりあえず、グッズはどこで売ってるんだ?

桃園市の思い出

  • 2021.03.01 Monday
  • 23:33

JUGEMテーマ:台湾

 

長くとも三泊四日しか台湾旅行ができない。

有休と連休を重ねて、多少高い飛行機代を購入したとして、この限られた時間内でしか、あの国を楽しむことができない。

できれば2週間、難しくともせめて1週間の時間があれば、目的をある程度果たせるのだが、たとえ本業の会社から見放された立場であっても、ドカンとその期間分だけ休みを取れるのは難しいくらい、忖度できるというものだ。

 

最後に台湾旅行をしたのは一昨年末。

小留学のために学校まで申し込み、下宿先を探すのが目的だった。

前者については、あらかじめ電話やメールなので目星を付けることができたし、無事に入学費授業料をまとめて支払うことができた。

問題は後者だった。

学校までMRTで通うことができる範囲であちらこちらを探してみた。

理想は、とにかく日本人がまず居ない場所。

臺灣華語を使わなければ、水一本さえ買えない、そんなスパルタな場所を探してた。

3件、そういうロケーションにある下宿を見つけたが、全部を回って宿泊するのは不可能だった。

しかたないので、内1件にお試しで宿泊することにした。

松山駅(日本じゃないぞ)近辺の下町で、以前から滞在したいな…と思ってた地域だ。

 

 

もう最高。

 

こういう場所、たまらなく好き。

MRT駅までの間に朝5時から開いてる豆漿屋があり、少し歩いた所に超級市場(スーパー)がある。

周辺は「ザ・下町」という雰囲気で、日本語も英語も通じない。

でも、こちらが外国人だとわかると、色々と教えてくれ助けたりしてくれた。

 

 

これがその候補となってた下宿。

いやあ、これよこれ。

こういう雰囲気のアパートメントに一度、住んでみたかったんだよ。

入る時に戸惑ったら、近所の人たちがワイワイやってきて、助けてくれた。

大家さん、ちょっと外出してたらしい。

 

 

で、これが部屋。

Wifiもバンバン通ってる。

テレビは何故か、大陸系の番組ばかりだったのだが、大家曰く、そういう客向けで、あなたのような日本人が泊まるとは思いもよらなかった…とのこと。

二つの意味ですまん。

想定外の下宿人であることと、あと正確には我輩、日本人じゃないんだよ。

 

環境は何から何まで勉強するのに素晴らしい。

見えてないが、ちゃんとした勉強机もある。

ただ、ここにしなかった理由は、玄関とシャワートイレが大家さんと共有という点。

三泊四日ならまったく平気なのだが、さすがに半月以上、共有となると気を遣うのば目に見える。

でも良い下宿だった。

訊けば、中長期滞在でなくとも、短い期間での宿泊も大歓迎だとのこと。

ここも新しい宿にできるということだ。

まあ、一人旅限定ではあるが。

 

 

 

で、ここに泊まる前、実はある場所まで前泊してた。

この時に利用した飛行機は深夜、桃園国際空港到着便だった。

深夜22時に入国したとして、台北市内に向かうとなると色々あって0時近くになってしまう。

前述の下宿に入るとしても、大家さんに迷惑をかけてしまう(「問題ないよ」とメールがあったが、我輩としてはさすがにご迷惑はおかけしたくない)。

 

ならば、空港近くで泊まろう。

 

いつものサイトで検索すると、空港近くにノボテルがあるが、値段が既に範疇外(プチ貧乏旅行原理主義者として許さん)。

MRT沿線に何件かあるが…おお、終点の環北駅前に一軒あるな。

で、予約して当日チェックイン。

23時前で、街中を少し歩きたかったが、あまり人通りがなかったのでコンビニ弁当を買ってその晩は早々に寝た。

 

翌朝、窓のカーテンを全開。

 

 

...あれ?

 

なんかすごく、どっかで観たような光景が広がってるんだけど?

 

なんだろ。

昔の三鷹駅界隈?あるいは武蔵境駅北口?

大学時代、三鷹駅からバスで通ってたけど、こんな感じだったよな。

再開発とかでゴタゴタがあったが、今では立川のように立体歩道橋とかが入り組んでつまらない街並みになってる。

あの頃は、南口駅前に本屋があって、二階はクラシック音楽喫茶店があって、そうそう、あのビルがそれになんとなく似てる。

 

台北市は再開発が進んでおり、昔ながらの光景が消えつつある。

前述の下町情緒のある区域も、いずれ消えてしまうかもしれない。

だが、台北市に拘らなくても、こういう風景が残っているんだな、桃園市には。

 

けっこう豪華だったホテルの朝食をとって、台湾国鉄の中壢駅までバス。

道行く光景もまた、気取ったところはなく、懐かしささえ感じさせるものがあった。

真新しいコンビニの隣には、昔ながらの八百屋がある。

開店準備を進めている自助餐の隣では、宝くじ売り場で老人たちがいつものようにたむろしている。

日本人の名前を冠した豆腐屋は繁盛しているようだし、消防署の中で署員たちがホースを干してる前で、小豆餅の屋台が仕込みをしてた。

 

悪くない、と素直に思ったが、桃園市はあまりにも学校から遠く、通いきれないから候補には入れていなかった。

が、台北市市内に拘る必要がない。

いや、さっきも書いたように、徹底的に学ぶのであれば、やはりこういう場所でなければならない。

自分を追い込むためではない。

空気そのものが語学勉強に有用なのだ。

覚えた単語や文法を、これらの街中で使ってこそ身につく。

間違って当然だ。言ってはならない言葉に気を付けてればよい。

 

一泊だけの、桃園市のほんの端っこだけの旅行であったが、ここも良い場所であるな…そう思った。

臺灣の友人知人曰く、市内に昔の日本の神社が残されていて(祀られてるものは、国民党所属の戦死者だから慰霊社みたいなものか)、最近日本の宮大工に依頼して大改装されて名所になってるそうな。

他にも富岡老街等、見どころが多いとのこと。

生活費は?…と訊けば、少なくとも台北市よりは安いよ。そりゃそうだ。

ただ、原付とかの足を別に持ったほうが良いとのことだが、さすがにそこまでの度胸は我輩にはあまりない。

 

 

【台湾】桃園市長「皆さんがこんなにも台湾のパイナップルを応援してくれていることに感動しています」

 

 

市内のはずれにパイナップルの生産地があるのだろうか。入ったら一人3個、買う義務があるぞw

童が母を求めるが如くのフェテシズム

  • 2016.06.06 Monday
  • 16:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞






















台湾の親友より、東京で開催されてる台湾イラストレータKCNこと、呉旭曜先生初個展「帝国の曙」のご案内があり、ギリギリ鑑賞することができた。定期精密検査の後、地下鉄を乗り継ぎ、道に迷いながら(てか、新橋駅、再開発しすぎw)やっとのこと到着。
時間が時間だけに、鑑賞者は我輩一人であった。

感想?

感想…ねえ。

感想を言う資格が我輩にあるのかどうか…
我輩の狭い感覚から大きく飛躍した、背筋がぞくぞくする表現の数々に、どういう賞賛の言葉を並べたら良いというのだろうか。
飾られた絵の一つ一つが、台湾人、そして日本人に対する呼びかけ、いや、慟哭にも似たような叫びが飛び出てくるかのようだ。

呉先生のテーマは、国民党政権によって徹底的に破壊され否定され隠ぺいされた日本統治時代を掘り起こして、独自の世界観でそれを狂おしいまでの深みのある色彩とファンタジーをもって、憧憬として訴えることにある。
我輩自身、台湾の統治時代を完全なパラダイスだとはこれぽっちも考えていない。ただ良きも悪しきも全ても含めて、”あの頃”を鬼才と言える表現力で、キャンバスいっぱいに描きつくそうという気魄に、ただただ脱帽するしかない。

日本に対する過大評価された憧れ、幻想と言うこともできるかもしれない。
だが、数年前に台北で観た「KANO」で感じられた、台湾人の日本に対する「堂々としなさい」という励ましは、同じように台湾人自身に対しても、日本と同じように、世界に対して「堂々としなさい」という訴えと同じくするものであり、日本統治時代を一種の「原風景」としての幻想を通して、独立した台湾人としての誇りを呼び起こすものに連なっている。

その証拠に、描かれているのは日本人だけではない。
統治時代に活躍した多くの台湾人も描かれている。蔡阿信、陳澄波などが、多くの郷愁と共に描かれている。
女媧伏羲を彷彿させる日本と台湾をイメージした姉妹絵には、背筋がゾクっとした。
一方のみを偏愛するのではなく、台湾がまずあり、台湾の中に日本があり、日本がまずあり、日本の中に台湾があり…それを狂おしいフェテシズムの世界の中に、鑑賞者を誘うのだ。

そしてそのフェテシズム溢れる幻想は、エロティックではあるが決して劣情をもよおすソレとは全く違う。
親とはぐれ、泣いて母を求める童…その童の名前を懸命に呼び、必死に探そうとする母…理屈を超えた、離れようにも離れられない「何か」への「愛」…呉先生は描き、これからも描こうとしている。
そして現実に、共に見つけ、共に抱きしめた時こそ、呉先生の作品は完成される。



彼の絵は、東アジアへの「預言」なのだ。

台湾との線

  • 2016.05.22 Sunday
  • 18:43
JUGEMテーマ:日記・一般
JUGEMテーマ:台湾

数年前、高雄にある鳳山紅毛港保安堂まで参拝した時の事。
素晴らしい廟にしばし見とれ、ご神体に拝礼、御神体のお人形(祭礼の際に、被って練り歩く神様人形で、日本をイメージして歌舞伎の雰囲気満載の素晴らしい出来)を拝見し、主催者(?)の皆さんと歓談した後で、さて、どうやって帰ろうか…タクシーを呼んでいただこうか(新興住宅街のド真ん中で、バス等が見つかりにくい場所だったので)どうか悩んでたところ、

 「車に乗りますか?」

たどたどしいながらもしっかりとした日本語で、一人の青年が我輩に声をかけくださった。
旧海軍の作業帽を被ってたその青年のご厚意に甘え、一番近い地下鉄の駅まで乗せてくれた。
移動中に、お名前、日本との関わり、色んなことを英語と日本語で楽しく会話を交わした。
親御さんも筑波大学を卒業しており、本人も毎年日本まで行ってるとのこと。
そして何よりも、台湾を愛し、同時に日本に強い誇りを持っていることを熱を込めて話した。
我輩より一回り若いが、我輩よりしっかりした人物であった。
駅に到着すると、名前とFacebookでの連絡先を交換し、我輩はひたすら感謝した。



そして先日、来日…いや、「帰国」と書いたほうが、喜ばれるかな。
以前より御所望のモノを、是非とも御礼として差し上げた。
秋葉原で、軍服に関するショップを見て回りたいとのことで、そのガイドを買って出た。
末広町近くに、中田商店より選びやすいショップがあり、そこまで案内。
ここで買い損ねたあるパーツを、後日入荷次第、贈ることにしよう。
御同行の奥様が、掃除機を購入したいとのことで、ヨドバシカメラまで案内。
そして夕食。















毎年台湾を訪れて、同国における親友が増えてきた。
台湾華語を相変わらず話せられない我輩であるが、それでも必ず訪れるくらいに、台湾が好きだ。
お茶は天下一、珈琲はブルーマウンテンより優れハワイコナと匹敵し、食事は何から何まで絶品。
それぞれの街に発見があり、写真の枚数よりはるかに強い印象を、毎回我輩に与えてくれる。
最近では、台南高雄の南部が好きであり、東海岸でのドライブを次回も挑戦したい。
いや、それ以上に、やはり人は皆、優しい。
幸運だったから?そうかもしれない。
でもね、台湾と巡り合えたことが、我輩にとって最大の幸運なのかもしれんぞ。

で、お土産をいただいた。














うひょお〜♪もうタマラナク、うれしい〜♪

1800円で観るというより

  • 2016.03.05 Saturday
  • 16:40
JUGEMテーマ:映画



我輩はこの番組のファンである。
映画に、それも台湾という我が愛する国が舞台となると、観に行かないはずはない。
んが、どこもかしこも早々にこの映画を引き上げてて、近場でやってるのは、川崎という…休日出勤じゃああるまいし、なんでこんなマッドマックスな街にまで出てこなきゃならんちゅーねん。

この番組は、ダラダラと、山盛りの鶏唐揚げとビールを味わいながら楽しむものである。
映画館でワザワザ観る必要があるのか…と思ってたが、蛭子さんが早々に

 「ねえ、この映画、1800円も出して観る人っているのかな?」

我輩は障碍者割引で1000円で…ちなみに、同じくファンである鷹は「障碍者介添え人」としても同様に1000円。
いやあ、障害者手帳を有効活用しているなあ(ぉぃ

んで、いつもの感想…と行きたいが、2つしかない。

一つ。
ああ、やはり台湾は良い国だな。
国民はどこまでも優しい。
日本語ができなくとも、懸命に”助けなければ”と親身に関わるその優しさに感動する。
ガイドブックにあまり記されていない街は魅力溢れるものがある。
さりげない所にある廟の美しさに、目を奪われる。
たとえ台風で足止めを食らっても、一日ボーっとしていたい、そんな風景がある。
だから我輩は、台湾旅行が止められないんだn。

そしてもう一つ。

 

食事テロが酷すぎる!




おい!蛭子!
その乾麺が不味いってのなら、我輩がその席を替わるぞ!ごらあ!
民宿が嫌とかそうじゃなくって、単にその炒り肉が嫌いなだけだろ!
あと、元アイドル!
台湾ビール、美味しそうに呑みやがって!
普段アルコールを飲まない我輩であっても、台湾ビールは別モノだ!
うがああああああ!
観終わった後、近くの台湾料理の店で、悔しい涙を流したぞ。
年末、絶対行くぞ!ANAのマイレージを貯めるぞ!うがあああ!



にしても、スタッフロールが最も短い映画だな、おいw うん、楽しい内容であった。1800円でも良いのにね。

台湾まで

  • 2015.12.28 Monday
  • 02:08
JUGEMテーマ:台湾

こないだちょこっと、台湾まで遊びに行ってた。
「また?」と言われても仕方がないかもしれないが、我輩にとってアメリカ、アイルランド、サウジアラビアと並んで、台湾は特別な国だ。
今回は花蓮でレンタカーを借り、途中で成功鎮新港で一泊し、台東へ向かうという旅程を立てた。
いずれこれを同人誌で発表したいところであるが、自分で運転して移動するとなると、また違う台湾が見えて、興奮した。
とりわけ開発があまり進んでいない東海岸は、原住民の皆さんが多く暮らしており、その生活や文化もまた好奇心を刺激してくれて、楽しくて仕方がなかった。



このような絶景に巡り合うのは、レンタカーなればこそ。
本当は台北から車を走らせる予定であったが、週末で予約満載。
これが幸いした…台北から台東まで走らせるとなれば、我輩の心臓がどうかなってたかもしれん。
花蓮の街もこじんまりとしてるが、美食と美しい風景にあふれ、今回このような事態でなければ行けなかったかもしれん。
また台湾に行く理由ができたというものだ。



成功鎮新港はガイドブックに一切掲載されていない漁港。
午後6時を過ぎると、何もない。月曜日に夜市らしいのが開かれるが、到着した日は土曜日。
ただ観光化されていない漁港らしく、刺身などの魚介類料理は安く絶品であった。
なんかノンビリする、良い町であったが、野良犬が多くてねえ。



高雄では偶然、同人誌即売会。



腕前の進歩、著しい。
面白いことに、出展してた作家さん、全員がレベルこそ差があれ、日本語ができる。
既にコミケ参加したサークルさん、日本の出版社に持ち込みとかをした作家さん、
それ以前にやはりオタを楽しみたいという気持ちがあるんだな。
引退した身ではあるが、我輩も色々とお話しができてとても楽しかった。
それにしてもほんと、腕前がすごいな…。



街の裏通りを歩くと、以前は生活臭満杯の空気が漂ってたのだが、最近ではこのような洒落たコーヒーショップが多く見られる。
中に入ると、流ちょうな英語で対応してくれる若い店長さんとかが親切に応対してくれる。
学校とかの同級生で、卒業後に共同出資してこのようなショップを開いたというのが殆どらしい。
台湾産のコーヒーを求めたが用意はされてなかったが、淹れたての味はなかなか良かった。
周囲を見れば、ランチ前なのに色々と食事をしているグループやカップルが多い。
見た目、美味しそうなホットサンドウィッチ等だ…なるほど、こういう面でも食事に対する向き合い方は流石だ。



他にも色々と書きたいことがあるが、今日はこのへんで。台湾について深く感じ入ったことがあったので、後日。

映画「灣生回家」が日本で上映されることを祈って

  • 2015.10.22 Thursday
  • 22:05
JUGEMテーマ:映画

数回ほど日記やツィッターで呟いてたりしているが、我輩の親類筋には、台湾と深い関係を持つ者が二人いた。
総督府、広告代理、流通とかの仕事で、戦前、台湾で働き、うち一人は40代に心臓病で急死した…ということも書いたような気がする。写真で見たら、我輩にそっくりで笑ったということも。
二人とも日本で生まれ日本で育った。
何の理由で台湾に渡ったかは、遺品は散逸し、遺族も亡くなったから、今となっては知ることもない。

だが、我輩のこの自然とわき出る「台湾贔屓」は、我輩から勝手に生じたものではないと信じたい。
毎年、特に用事もないのに、また特に金が有り余っているというわけでもないのに、つい台湾まで行ってしまうほどに、台湾がどうしようもなく愛しいと感じてしまう。
行くたびに、同じ光景であるはずが、全てにおいて「懐かしい」と思えてしまう。
いや、「帰った」という意味での「懐かしい」ではないのだ。



で、このようなドキュメンタリー映画が、今、同国で話題になっているという。


 

どうか日本でも、上映されることを、深く祈りたい。

うー…旅疲れがとれん…

  • 2014.09.20 Saturday
  • 23:32
JUGEMテーマ:台湾
JUGEMテーマ:旅行

















てか思い出したら、台湾人でさえも熱中症になる36度という中、安平を上記のように、ウロウロしてたもんな。
年齢も重ねた、体力もだいぶ落ちた。
それでもまた、旅をしたいと思う。

鉄道大飯店から話する?

  • 2014.09.18 Thursday
  • 22:39
JUGEMテーマ:旅行
JUGEMテーマ:台湾

台南高雄は本当に良い所だった。
帰国してからそれをしみじみと感じてる。
台北にも良さはあるよ。
でもね

物価が安い
人と雰囲気が優しい
町中のさりげない所に懐かしい風景がある

という点において、台湾南部が好きになってしまった。
台南に関して言えば、その強烈な暑さと、整備されていない交通インフラという問題こそあるが、まあそこはそれ、普段の運動不足を補うために、38度近い炎天下の中、10キロ近く歩くのも悪くはなかろう。
何せ台湾、10歩歩くごとに、食べたり飲んだりできる店があるのだから、熱中症にはならないさ(ソレハドウカトオモウ 。

まあガイドブックやらインターネットやらで、台南高雄のことが広く知られるようになったから、あえてどうのこうの書くこともない。
ネタがない時に、安平での出来事とか、台南の「飛虎将軍」、高雄の「にほんぐんかん廟」について色々と書くけど、あれらも素敵な思い出であったな…。

今すぐ書きたいと言えば書きたいところであるが、実はまだ旅行疲れが取れてなくてな…
ここは簡単な情報提供だけでお茶を濁す我輩を許してくれ。



台南の宿泊先として、ガイドブックには色々と書かれているが、旅行ブログとか覗くと必ず出てくるのが「鉄道大飯店」という所。
ホテル…というのではないな。
香港の重慶マンションの中のあらゆる階に存在する、テナント借り宿泊所…台北で定宿にしている(今回は空きがなかったから別のホテルにしたが、考えてみたらあれもそうだったな)ホテルとか、大陸はさることながら、東南アジアでも華僑系がよくやっているのが、でかいテナントビルの数フロアを借りて、宿泊室をいくつか作ってホテル経営するというのがある。
日本だと、ホテルにしても民宿にしても、一棟丸ごとというのが常識である。
が、こういうタイプの宿泊施設がたくさんあり、比較的安く、そこそこ快適だったりする。
逆に一棟独立型の飯店であっても、改装など全くされていない場合が結構あったりして、そのあまりのボロさに息が詰まるということもあったりする。
だからどういう感じであっても気にしないようにしている。

鉄道大飯店は
















台湾鉄道「台南」駅前にそびえたつこの古くも巨大なテナントビルに入っている。
テナントビルの一階には、














午前から昼前までしか空いていない、台湾地場のハンバーグチェーン店があったり(でも味は不思議と美味かったりするから侮れないw)












ゲームセンターがあったり(80から90年代のアーケードゲームがずらりと並び、深夜頃行くと、我輩より年上のおっちゃんたちが集まって遊んでいる光景が見られるw)















妙に中ホールが高く怖かったり…まあ、そんな感じのテナントだ。
ちなみに受付はこのテナント正面1階にあり(写真撮り損ねた)、若いお姉さんたちが切り盛りしている。














なお、日本語は一切通じない。
英語も一人しか使えなかった。
が、それでも一所懸命対応してくれて、よがよが。w

にしても気になったのが、他のスタッフ、特に掃除関係のスタッフが台湾人ではない…ということ。
スタッフ同士の話に耳を傾けると、どうやらタガログ語だ。

これについては、後日、日記で紹介。
てか、日本政府が考えている、海外労働者の受け入れって、こういうことか?



チェックインすると、スタッフの一人が部屋まで案内してくれる。
うん、一人ではちょっと行けないな…完全に迷ってしまう…。
受付の部屋から出ると、天井の高いホールを突き抜け、ガードマンが半分寝ている見張り場を通り抜けるとエレベータがある。
フロアまで行くと













殺風景だが、綺麗に掃除された廊下まで通され、部屋まで。
















「掃除してくれ」「部屋に入らないで」のスイッチがドアの隣に。
カードキー形式で、ノブに接触すると、ピ!と鳴って中に入ることがd

























写真では判らないが、部屋が広い!
16畳くらいあるのかな?
空いてたのがキングサイズベッドの部屋だったが、それにしても広い。
飾りとかあるわけではない。
壁に液晶テレビ。
クーラー。
床はフローリング…ホテルも掃除とかの作業効率を考えるなら、フローリングにすべきだ。我輩もそのほうがうれしい。












トイレもシャワーも完備。
台湾から東南アジアの安宿は、シャワーカーテンがついていない場合が多く、床一面がビショビショになるということが当たり前だが、鉄道大飯店のこの部屋に関しては、ガラス壁で仕切られ、巧いぐらいに濡れを防いでいる。
他の部屋については、バスタブがあるとかという話だが、我輩はシャワーがあれば十分。
水の勢いは強く、お湯もしっかり熱いのが出る。

歯ブラシ、石鹸、シャンプーのアメニティあり。
タオルもちょいとボロかったり、他のホテルの名前が縫いこまれたものだったりと、ちょっとアレレなところがあるが、大変清潔。

Wifiについて確認しそこなった。
でも、松山空港で挿し込んだSIMでのスマホを見ると、アンテナが全部立っている=テザリングであれば十分使える…ということだ。

台南駅まではまっすぐ進める横断歩道がなく、地下通路とか利用しないとダメだが、目の前にバス停がある。
あと、コンビニは近くにあるにはあるが、これまた横断歩道がないので、地元の人と一緒に、車に轢かれないように気を付けながら、交通ルールを破りましょう(ぉぃ

ああ、前述したとおり、一階には朝に開き、昼に閉じる台湾のハンバーガーチェーンがあるが、
















「台湾の豆乳じゃないといやじゃああ!」

というこだわりがないならば、朝食に一度試してみるのが良い。
肉の味がしっかり出てて、美味かった。
出勤前のサラリーマンや通学途中の学生たちがここでたくさんテイクアウトしてたのにはワケがある。
なお、ここでちょっと面白い出来事があったのだが、これもまた後日…って、絶対忘れるだろうな。
















案内板を見ると、ラブホとしての機能の他、いわゆるウィークリー貸し、マンスリー課しとかもやっている。
確かに台南で一週間、台湾語を勉強したいというのであれば、ここを拠点にするというのも悪くはなさそうだ。




できれば今後も、ガイドブックで紹介してほしくない。
旅行に慣れた人たちのブログのみでの紹介に留めて欲しい。
この宿についてご質問ある方は、今のうちにどうぞ。
覚えている範囲でお答えできるぞ。
 

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